ズバリ! 「音訓読みを小学校1年生の時から導入した方が良いか」という「先生」のお悩みについて今日は書きたいと思います。 1年生から音訓読み導入は早い? 先日の私がファシリテータを務める「マルチリンガル漢字指導法研究会」で海外補習校で教えるメンバーから 「音訓を小一から導入したら、保護者から難しすぎると苦情が出た」というお話をいただいたから … [さらに読む...]
WELCOME
「バイリンガル育児」をしているというと、「かっこいい!」とか「両言語がペラペラで羨ましい!」と言われませんか?その華々しい外観とは別に、
- 親子で必死にもがいている、ゴールが見えにくく、霧の中を歩んでいる感じがする
- 日本人としてのアイデンティティを持ってほしい、そのためには日本語の読み書きが必要と考えている
- 日本語でも読み書きができるようになって、日本の大学進学、就職という選択肢を残したい
と考えている方々、ようこそ!!!
一緒に、一歩上のバイリンガル育児をしませんか?
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魔の11月を乗り越えるほっこり話
学校現場ではよく「魔の11月」と言って、11月にはいろいろな問題が起こりやすいことを表現する。私の尊敬する先輩先生は、「4月から学校が始まり、半年以上が過ぎると、いろいろな歪みや緩みがこの頃に表面化する」と教えてくれた。今、インターナショナルスクールで働いていて、9月学校始まりだけども、やっぱり11月は何かと自分の気持ちも落ち込むし、学校でも軋轢が起きやすい時 … [さらに読む...]
算数から見えた隠れた学校文化 フランス式と日本式
前回、我が家と私の教師経験から、二つの国の算数の教え方の違いのざっくりとした説明を試みた。 今日は、勤務校で算数を教え始めて、思い出した我が家の上2人の小さかった頃のエピソードを紹介したい。 WISCのテストを受けた時の話 長女が2年生の時、息子が幼稚園の年長さんの時の話だ。特別支援教育の勉強をしていた同僚から、WISC試験の実施者としての経 … [さらに読む...]
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バイリンガルに育った子供ってやっぱりすごい!(インタビューリンク付き)
バイリンガル=二つの言葉を自由に操れる になるために色々なプロセスがあると思うけれど、今年の夏、子供の頃から親の言葉を聞いて育つうちにバイリンガルに育った子供ってやっぱりすごい!と思う出来事が二つあった。 日本語能力試験1級に挑戦した息子 一つ目は、息子のこと。フランスでは高2になる息子。そろそろ、大学受験に向けて、「学歴」を積極的に作らなく … [さらに読む...]
継承語とはなんぞや②~親にとって
ほっとけば子供には引き継がれない言語「継承語」の伝授は親にとっても悩ましいものだ。 いつもどこか引け目を感じる 何らかの理由で、教えない、教えられない場合… 親は、ものすごく引け目を感じる。 で、教えたら教えたで…やっぱり 引け目を感じる という、悩ましい言語なのだ。 なんでか。 まずは、教えなかった場合。 edu-kachan.haten … [さらに読む...]
継承語とはなんぞや①~子供にとって(2世)
6月末に引っ越しをした。 引っ越しの荷物の中からセミナーの資料らしきものが出てきた 2010年に桜美林大学で行われた 「第2回 継承語教師養成ワークショップ」 自分で出た覚えは全くないので、どなたかが私に参考になると思うと言ってくれたんだと思う。 そこで、バイリンガル教育で有名な中島和子さんが 「母語と継承語との違い」 … [さらに読む...]