7月、マルチリンガル漢字指導法研究会の定例会で、私のフレンチスクールの1年間の漢字指導について発表をさせてもらった。この研究会での学びを120%生かして行ってきた実践。そしてその報告。学校現場の指導者として、「子供たちは楽しんで漢字学習に取り組みました」というのではいけないので、成果をなんらかの形で見せないといけない。まずは、子供たちの日々の反応や発言を紹介し … [さらに読む...]
WELCOME

「バイリンガル育児」をしているというと、「かっこいい!」とか「両言語がペラペラで羨ましい!」と言われませんか?その華々しい外観とは別に、
- 親子で必死にもがいている、ゴールが見えにくく、霧の中を歩んでいる感じがする
- 日本人としてのアイデンティティを持ってほしい、そのためには日本語の読み書きが必要と考えている
- 日本語でも読み書きができるようになって、日本の大学進学、就職という選択肢を残したい
と考えている方々、ようこそ!!!
一緒に、一歩上のバイリンガル育児をしませんか?
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問題解決能力を養うフランスのバカンス
夏のフランスの帰省では、毎年毎年、何か問題があり、私の問題解決能力が試されることになる。最初の頃はとてもイライラしたんだけれども、最近はメンタリティーが変わり、何かあると思ってフランスに入るので、何もなく、スムーズに行った時に喜ぶようになった。何事も捉えよう!今年の問題解決の日々を忘れないように書いておこうと思う。 車のバッテリーが上がってる! … [さらに読む...]
漢字クラブ2年目終了!今、思うこと。
「僕さぁ、漢字って難しいって思ってたんだけど、分けたら簡単だね。」 2年目になる漢字クラブの最終日。普段は少し落ち着かない2年生の男の子が授業中に手を挙げてこんなことを言ってくれた。 内心ガッツポーズをする私。なぜなら、これこそがまさしく私たちがこのクラブで1番伝えたかったことだから。 彼の得意気なこの発言に、3分の1の子供たちは「そうだ!我が意をえたり!」と … [さらに読む...]
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継承語とはなんぞや②~親にとって
ほっとけば子供には引き継がれない言語「継承語」の伝授は親にとっても悩ましいものだ。 いつもどこか引け目を感じる 何らかの理由で、教えない、教えられない場合… 親は、ものすごく引け目を感じる。 で、教えたら教えたで…やっぱり 引け目を感じる という、悩ましい言語なのだ。 なんでか。 まずは、教えなかった場合。 edu-kachan.haten … [さらに読む...]
継承語とはなんぞや①~子供にとって(2世)
6月末に引っ越しをした。 引っ越しの荷物の中からセミナーの資料らしきものが出てきた 2010年に桜美林大学で行われた 「第2回 継承語教師養成ワークショップ」 自分で出た覚えは全くないので、どなたかが私に参考になると思うと言ってくれたんだと思う。 そこで、バイリンガル教育で有名な中島和子さんが 「母語と継承語との違い」 … [さらに読む...]
プロフィシエント・バイリンガルを支える仕組み~OIB
前回、バイリンガルと言ってもいろいろレベルがあること、両方の言語を高いレベルに引き上げることは難しいことに触れた。今回は、もっとも難関な「プロフィシェント・バイリンガル」を支えるフランスの教育システム「OIB」について、整理してみたい。 OIB Option Internationale de … [さらに読む...]