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2021年7月1日 by kaori horike

日仏息子、日本語ではなく英語を選ぶ

日仏ミックスの我が息子も中2になる。
今日は、寂しいような、嬉しいような、複雑な気分になった最近の出来事をシェアしたいと思う。
それは、息子が日本語ではなく英語を選択したこと。

目次

  • 1 息子のプロフィール
  • 2 息子が日本語ではなく英語を選択したわけ
  • 3 私の息子へのアドバイス
  • 4 今、思うこと

息子のプロフィール

うちの息子は、2歳から6歳までは日本にいたけれども、後はフランス、小5から中1にかけてアメリカで3年間過ごした。フランス語が1番強い。理系なので、言葉自体にあまり興味がない子である。

今、在日のフレンチスクールで、英語ももちろん学んでいるが、日本語のほうに重点を置いたプログラムを選択している。本人が望んで猛特訓すれば、OIBの日本語コースにギリギリ進学することも可能か?位の位置にいる。

ところがこの息子、思いっきり進路変更して、日本語はやめて、英語でOIBを取れるコースに行くと言い出した。そこまで振りきらなくても、日本語のコースにこのままいて、英語の時間を増やすということを可能なので、親としてはそちらを勧めた。
が、本人の意思硬く、英語コース(かなり人気がある)のテストを受けることにした。

息子が日本語ではなく英語を選択したわけ

本人が言うには、

  自分がやりたいことのためには英語を学んだ方が有利
  英語の方がたくさんの情報を得られる
  日本語で難しい言葉を勉強していても入ってこないし、時間対効果が低い

とのこと。
この子は、学校の勉強は、8割がた取れてれば良いと考えているようで、決して成績は悪くはないけど、それ以上そこで頑張ろうとはしないタイプ。彼なりに合理的に考えた結果なんだろう。

私の息子へのアドバイス

私は一応、あと1年は日本語をメインに取ることを勧めた。理由は、

  せっかく日本にいるので、それをいかしてほしい。
  英仏は似ているので、ちょっと勉強すればいつでもできるようになるが、日仏はそうではないので、時間がある今、できるだけ勉強したほうがいい。

本人は、少し考えて、

やっぱり英語メインのコースのテストを受ける。
ダメだったら、中途半端に英語が多いコースではなくて、日本語メインのクラスを取る。

という結論を出した。

もうすぐ14歳だし、本人なりに考えて決めたことなので、私も夫もそれを尊重することにして、夫は面接の準備を手伝ってあげた。

今、思うこと

結果的に、テストをパスして、9月から息子は「アメリカンセクション」に入ることに。日本語の授業は学校では取らない。

ずっと日仏バイリンガルを目指して育ててきた私としてはちょっぴり寂しい気もするけど、それでも、自分で自分がやりたい事とそれに必要なことがを考えて選んだこと、それに向けてテスト勉強もして合格した事は、素晴らしいこと。

普通に日本に生まれて日本で暮らしていたら、中学生の段階で、何語を勉強するかなんて、考えもしないだろう。こういう機会があったのは、バイリンガルマルチリンガルな環境で育ててきたからだと思う。なので、息子の選択を応援しつつ、あと1年ぐらいは、私ができる日本語支援をしたいと思ってる。

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