「2週間、すっごく楽しかったです!!一番本領を発揮したのは今日のディベートでした。やっぱり、海外で育つとバンバン意見をいうんですね。」
最終日、中学校の担任の先生にあいさつに行った時のコメント。横でそれを聞いていた娘は、
「今日は、最後の日だったから、もう自分を出してもいいかなと思って」
と、へらへら笑いながら言った。考えたことが二つ。
「異質なもの」がそれぞれがもっている「当たり前」を揺さぶるきっかけに。
担任の先生の「楽しい」の言い方から本当に楽しんでくれたことがわかって、こちらも嬉しかった。きっと、私たちが中学校に入ったときに無意識に感じたあれ?へぇ…を娘の一挙一動から感じ取ったに違いない。
違うということは、学びのきっかけを作ってくれるはず。その中から、「共通なこと」「普遍なこと」を見つけ出して、親密感、心地よさをわが子にも周囲の子にも産みだす力を持ってほしいと強く思った。
郷に入っては郷に従いながらも自分を出す逞しさ
娘のコメントから、彼女なりに場を見て気を遣っているんだと驚いた。周りに配慮して、「自分の意見を言わない」選択をする中学生にそれなりに合わせながら、それでも最後には自分にとって心地の良い「自分の意見ははっきり伝える」選択をする娘の姿が頼もしかった。
何はともあれ、この暑いななか、学校の先生には一つ仕事を増やしてしまった。快く受け入れてくださった学校の先生に感謝の気持ちでいっぱいだった。
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