漢検やバイリンガル育児に限ったことではないけれど、
親のサポートは大事。
でも、これが言うは易し~なのだ。
コツは、
ちょっとだけ親が関わること
そのタイミングの大切さ
意外と多いパターンは、塾でも公文式に通わせて安心して、
やらせっぱなし
あるいは、させても、答えを教えて、
繰り返し練習させるだけ
で、何に躓いているのかまで、考えたり考えさせたりしないこと。
あるいは、その真逆でずっとそばにいて、
親が介入しすぎ
て親と子供が分離不可能な「親子丼」状態になり、子供が自ら伸びる芽を横からチョキチョキ切ってしまっているパターン。
べったりとくっついているのではなく、
要所要所で子供のつまずきを見つけて、説明したり励ましたりする事
は意外と難しい。
私がうまいかと言えば、それは反省することも多いのだけど、漢検での私のかかわり方を紹介したいと思う。
はい、只今、息子は新しい戦略で漢検に挑んでいる最中。
で、ステップ1で音訓ソングで読みの復習場面の話。
①音訓ソングを2-3回音ありで聞く(自分)
②音なしでテストする(私登場)
③すっと読み方が入らなかった漢字を小さいホワイトボードに書き出す(私登場)
④次の日の朝の1分、ホワイトボード緒復習を促し、読めたら消す(私登場)
⑤応用が利くコメントをする(私登場)
本当は、⑤以外は一人でやってほしい(笑)
うまくルーティンが作り、こちらが忙しいと一人でやっていることもある。
でも、まだまだ私のナッジ(肘つき)が必要。
⑤のコメントは例えばこんなこと。
「持久走」の字が読みがわからない息子に、私がしたアドバイス。
形声文字の仕組みを教えること
「てへん」と「寺」を写真のように分けてあげて、「てへん」は意味記号、「寺」は音記号であることを教える。
「寺の音読み何?」
「時間は何て読む?」
といった発問を繰り返しながら「ジ」のを音を引き出し、「寺」という記号があれば、その漢字は「ジ」と読む可能性が高いという風に、
一つの漢字の読みに終わらずに汎用性を高めるような声掛け
を心掛けている。
⑤は、私が教師だからできることかもしれない。でも、しようと心がければ、親でもできることはたくさんあると思う。私自身も、
の研究会に参加して、メンバーの発言や取り組みにヒントをもらって、日々進化していると感じる。この研究会のおかげで、自分の日々の声掛けに厚みが出たのが、嬉しい!
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