今日紹介するのは、これ。
目次
ゲームの内容
小学校1,2年生の漢字の中から選ばれた96文字から熟語を作り、その数を競う。
おすすめ対象年齢
公式には6歳以上となっているけど、小学校2年生の後半(学年で区切っていない場合は、小学校1,2年生の漢字を大方学んだころ)
使い方
-復習
-一つの漢字からいろいろな熟語が作れるという視点を導入する
やっているうちに、
そんな言葉あるっけ?
とか、
同音異義語であれ、どの漢字だっけ?
と大人&日本人の私でも迷ったりする(笑)のでそんな時は、↓のあんちょこを利用!
「元」「原」「本」のカードが出ていて、「本のげんぽん」の時は、どっちだっけと、一瞬迷った私…「元本」でも視覚的に変でないよなぁ、意味的には元の本だし、とか考えたからだ。
視覚的に違和感がなかったのは「元本(がんぽん)」という言葉があるからだと、後から気づいた。その時は、読み方が変わるけどねー。こういうのが難しいだよね、漢字…。
お勧めのポイント
音訓読みがカードに書かれている
とにかく点数稼ぎたいので、漢字を前後に並び替えて、いろんな言葉を発明している(笑)そういう操作性があるのもいいし、音訓が書いてあると、自然に発音して復習になっている。
1,2年の漢字で簡単だけど、できる熟語で語彙が増やせる
後見、後学、声明…など普段使わない言葉も出てくるので、楽しく語彙を増やせていい。
特別な読みも学べる
海女(あま)とか山車(だし)とか、子供は知らないけど、遊びながら学べる。IPADを横に置いて、すぐ画像を見せてあげるとイイ!
結局、夫、小6、中3の子供に付き合ってもらって、勝ったのは小6の息子。普段漢字を敬遠しがちな彼だけど、ゲームになると夢中になって、言葉を作っているので、ゲーム、侮るなかれ!
マルチリンガル漢字指導法研究会でみんなの話から学びながら、改めて意識していることは、漢字一字一字に気を取られがちだけれど…
漢字そのものより、漢字の組み合わせでできる熟語の方がよっぽど大事
特に、私たちが対象とする海外で日本語を学ぶ子どもたち、現地で生きていくためにいくつもの言語を習得せざるを得ない。なので、
こどもたちは時間がない。
だったら、とめはねはらい、書き順、美しくには多少目をつぶっても、一つの漢字からいくつもの言葉が創ることができるダイナミックスさ、面白さに気づく方に力を注ぎたい。
コメントを残す