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2021年6月16日 by kaori horike

やっぱり漢字学習に効く!リズム音読×ミチムラ式!

足掛け3年、バイリンガル、マルチリンガルの子どもの漢字学習について仲間とともに考えてきて、私がたどり着いた答えは3つ。

  • 漢字がたのしくなる本シリーズの教具で楽しく遊びながら親しむ。
  • リズム音読で読みと語彙を増やす先取り学習。
  • ミチムラ式で唱えて書きを覚える。

というわけで、ドリル漬けで漢字を習得したうえ二人とはうって変わり、末っ子小2には、ドリルを一切与えず、やってきた。

といっても、いろいろと忙しく、普通のお母さんと同じく「もっとやってあげないと~」と思いつつ、毎日15分以上はやっていない。それでも、先日、ようやく娘の様子を見ていて、うん!このやり方がやっぱり効く!と自信を持てたので、ほかの人の参考になればと思って書くことにした。

「漢字が楽しくなる本シリーズ?」「ミチムラ式?」「リズム音読?」と思われた方は、このブログの「漢字学習・指導法」というくくりのあちこちに散らばっているので、時間があるときに見てください!

目次

効いたと思った瞬間

うちの子は普段フレンチスクールで週2回日本語の授業を受けている。彼女のクラスでは、2年で一年分の教科書をこなすペースで進んでいる。

フランスの方が早く就学するので、これまではフレンチスクールの方が日本語の学習ペースが早かったのだけど、この4月から、日本の学校の方が先に進むことに。

うちの子は「ダブルスクール」といって、フレンチスクールのバカンスの間や月に一度の土曜登校の日は学校に通わせてもらっているので、完璧とは言わないまでも、ある程度日本の学校のペースに合わせて、漢字などの勉強を進ませないと、学校に行ってもチンプンカンプンで面白くないということになりかねない。4月に数回行ったときに、これまで「簡単すぎ~」と言っていた娘が「なんかわからない漢字ばっかやった」というようになり、少し焦り始めた私。

そこで、6月の登校日の前にこっそりクラスメートに今やっている単元を聞き、そこの単元の漢字だけでも読み書きできるようにしてから行かせようと試みた。

  その時だ!うん、これまでのやり方でよかったと思ったのは。

使ったのはミチムラ式のeブック、ミチムラ図書版。これは単元ごとになっているので、今回みたいな使い方にちょうどいい!早速教えてもらった単元のまとめのページを開いて

読み ⇒ 書き

の順番で学習に臨んだ。

で、読みはその時点で9個中8こ読めた!しかも、読めたもののうち、ほとんどが音訓両方。

笑っちゃったのが、読めなかったのが「太」。一番簡単と思うのだけど、「いぬ」と答えた(笑) 読むのは複雑な形の方が覚えやすいらしい。

学校で勉強し始める段階で少なくとも読めるようにしておけば気持ちが随分楽だと思って、リズム音読を先取り学習に使っていたのが効いたなと思う。

  リズム音読、偉大!

 

でも、書きは全然やっていないので、時間がかかるだろうなと思っていた。ところが、一緒に数回唱えて、一度だけ書かせたら、ものの10分で全て書けるように!
これも、一年生の漢字でミチムラ式の形を唱える方式に慣れていたことが大きいと感じた。

  ミチムラ式、偉大!

 

もちろん、時間がたっても定着しているかとか、別の言葉で出てきたら適切に使えるかとか、まだまだではあるけど、この入りのスムーズさといったら!

本人も私も目をぱちくり!

 

取り組んできたこと

ミチムラ式

これまで取り組んだことは、ブログにも書いてきたけど、ミチムラ式で一年生の漢字を

① 漢字を線ではなく部品の組み合わせという見方でとらえさせてきた
② 漢字を習ったときに音訓両方を、音読みは熟語と一緒に覚えるようにしてきた

リズム音読

ひたすら、リズムに乗って音読し、漢字の読みの先取り学習(二年生の漢字はまだ3分の2しか終了していないけど!)

繰り返しになるけれど、ドリル類の反復練習は一切していない。それで、読み書きともにこの入りのよさ!

 

コツ!

漢字の学習を「読み」と「書き」に分けて考えること

普通に学校で習うと、「読み」「書き」はもちろん、「熟語」「書き順」「字形を整えて」といくつものことを一遍に要求される。

これに子どもは圧倒されてしまう。なので、まずは「読み」から次は「書き」、という感じのスモールステップで進んでいったのがいいんだと思う。

学校で習う前に一つは読み方を知っているというのが理想!

らせん状に進むイメージですぐに完璧を目指さない

リズム音読をさせているとき、はじめはすらすら読めるようになったら、きちんと読めるようになっているかランダムに出してテストしたりしていた。

でも、そうすると、娘はだんだん躓くたびにいやになってしまった。

  どうせ、またやるんだし、先取り学習は6割程度残ったら万歳!

くらいな気持ちにしたら、私も気が楽になって楽しくおしりをぺんぺん叩きながら音読することができた。

ミチムラ式で書きを学んでいるときも同じ。

唱え文句が違ったって全然いいし、唱えられたら80点、バランスが悪くても、形がかけたら100点!きれいにかけた時には、120点!くらいな心持でいるとやりやすい。

毎日少ししかやらない、でも、続ける

うちは朝学校に行く前、15分、漢字に充ててる。

もっと、と思う気持ちがないというとウソになるけど、「~ができるまで」でなくて「~分まで」でさっぱり切る。

気分が向いてうんと進む日もあれば、こんだけ?と思う日もあるけど、人間だもの、普通。

ごちゃごちゃ言わず、やれたことをよし!としてあげれば、長続きする。そして、やっぱり継続は力なり!なのだ。

気持ちを楽~に、教える方も学ぶ方も気負わず、たゆまず、やるのが一番!

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