毎朝、平日の15分。
半分は、片仮名の読み、半分は書き
に充てるようにしている。
まず、読みについて。
一字一字のフラッシュカードは、ほぼクリアしたので、裏の絵と片仮名表記の方を使って、7,8枚、
絵を隠して読んで、絵を見て答え合わせ
という活動をしている。
書きについて。
書く練習をするときに気を付けていること。
- 読みに躓いた文字を選んで書く。
- ひらがなの時の半分の量のプリントで書く。
- 最後に見ないで一字書く。
読みに躓いた文字を選んで書く。
どうしても覚えにくい字、「ソ」と「ン」など紛らわしい字というのがある。ぼんやり線で見えているものが、書くことではっきりしてくる。書き順を意識することで、「ああ、だから、こっち(書き始め)は太くて、こっち(書き終わり)は細いんだ~」なんて、呟きが聞こえてくる。
ひらがなの時の半分の量のプリントで書く。
ひらがなの時は、
運筆も兼ねていたこと
曲線なので難しかったこと
もあるので、それなりの数の練習をしたけれど…
片仮名は、直線でもっと簡単なので、半分の量
にした。なるべく、単調な学習は避けたいので。
全部を埋めようとも思っていなく
て、「ニ」「へ」のような簡単な字は、省略する予定。
これ、結構大事なコツで、どうしても、「教師」ってドリル類を隅々までやらせようとするけど、バイリンガル、マルチリンガルの子供たちは、効率よく学ばないと遊ぶ時間がなくなっちゃう。
いらない学習を断捨離していく視点
は大事。
最後に見ないで一字書く。
ただ、マスを埋めるだけに終始しないように、最後に白いボードに一字きれいに書く活動を取り入れている。ルーティン化すると、覚えることを意識しながら練習する。
今週いっぱいで机上で片仮名を勉強するのは終わりかな。
あとは、活動の場で使っていくうちに自然に定着していくと思っている。その点、日本にいるというのはすごくイイ。看板も本もたくさん目に付く。そのうち、
どんなものを片仮名表記する
のか、気づくかな。本人が何か気づいて言い出すまで辛抱強く待つとする。
片仮名習得、下地(ひらがな、運筆)さえそろっていれば、
週4-5日15分の学習で、2か月足らずでマスター
するもんですねー。
前だったら、もっと片仮名をぞんざいに扱っていた気がするけど、「唱えて覚える」ミチムラ式漢字指導法を学んでから、
片仮名は漢字の下地
ということがよく分かったので、丁寧にやりましたー。
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