我が家の末っ子と漢字リズム音読3年生を始めた。漢字リズム音読は、去年3月から5月位にかけて2年生に取り組んで以来、漢字リズム音読行事編は漢字クラブで他の子と一緒にやっていたものの、個人としてはしばらくお休みしてあった。
というのは、あれこれたくさん取り組むの難しいので、私の中で次のようなストラテジーを組んだから。
①学年の始まる前に、リズム音読で漢字の読みに集中して取り組む。
②学校に合わせて漢字の学習を進め、書きの習得にはミチムラ式を活用。
コツは、一度に「読み」「書き」「意味」を確実に覚えさせようと思わないで、スパイラルに学習を進めること。リズム音読の時は6、7割残ればいい位の気持ちでさっさと進めていく。そして、ミチムラ式で漢字の形を覚えるときに、改めてこの漢字を使う語彙を考えることで、漢字のもつ「意味」や語彙数を増やすことを意識する。
この方法は良かったなと感じている。娘がよく言ったのは、学校やZ会で出てきた時に、「あれどうして私この漢字知ってるんだろう」ということ。全部覚えていなくても、大抵、音読みと訓読みがのどちらかが覚えているので、学校で習ったときに随分と気が楽なようだ。スラスラ覚えられる感じがするようで、新しいことを学ぶハードルが下がっているのを感じる。
なので、2年生も終盤の今、本当はもう一度、いつも音読2年生をやらせたい気はあるのだけれども、3年生の先取り学習を優先することにした。
というわけで久しぶりに取り組み始めたリズム音読法。改めて、素晴らしいなと感じた点がいくつかあるので紹介したい
目次
飽きるどころかますますノリノリ!
学校外で子どもたちを集めて行っている漢字クラブでもリズム音読の行事版をやっているので、正直、飽きるかな、「もうやだ」と言い出すかなとちょっと心配していた。
ところが全く!
むしろ、前はしぶしぶという感じだったんだけども、5回読んだ後は、「今度は体を動かして!」と言いながら、おもむろに立ち上がり、手足をフリフリしながら、楽しそうに1人で読んでいる。私も時々一緒になって、フリフリ!
習得のスピードがめちゃめちゃUP!
前に、中二の息子はすごい速さで覚えていくという記事(漢字リズム音読〜中2の息子と挑戦!)を書いたが、末っ子も3年になったら、覚えが早くてびっくりする! 1日1〜2ページのペースで進んでいける。最初は次の日になったら全然覚えてないんじゃないかと思って、時々前のページに戻って言わせてみたりするのだけど、かなりの定着率!
継続は力なり
リズム音読のおかげで、漢字の読みが雪だるま式にどんどんと頭の中に入っていく様子。
また、「骨太の漢字力、確かについていると確信した瞬間」で書いたが、ミチムラ式のおかげで、漢字の書きも雪だるま式に覚えられるようになっている様子が伺えて、ヨッシャーと心の中でほくそ笑む母である。
自分で見通しをもって学習を!
学年の漢字を習得しようとすると、かなりの数になるので、「やってもやっても終わらない」とならないように、モチベーションを維持のために前回は自分で表を作った。が、今回は、小野ふじこ先生が改訂版に表を入れてくれたので、それをそのままコピーして使わせてもらっている。
「全部で107ページか。3年生が始まるまであと、60日くらい。1日一ページじゃ、間に合わないな。頑張れる日は2ページやるか」
などと言いながら、自分なりに見通しを持てるようになっているのも成長だなと思う。毎日、虹色に塗っていくのを楽しみにしている。小さなことだけど、学習の軌跡をこんな風に可視化するとモチベーションがキープしやすい。
というわけで、漢字習得の基本的なレールは敷いてあげれたのかなと感じている今日この頃。私自身の上手な声かけは日々鍛えている最中。