漢字釣りシリーズで、釣り仲間(家族、親戚、友達)を見つけては遊ぶようにしている。
ただ、いくら「漢字魚釣り」が子供心をくすぐると言っても、すぐに飽きてしまう。
ので、
マンネリ化を防ぐために
そして、
少しずつレベルアップするために
新しいカルタのルールを導入してみた。
目次
ルール
①「タイトル」が書かれたカードをめくり、タイトルにあった漢字を時間内に釣る。
②一度引いた「タイトルカード」でも、まだ全部の漢字が取りきれていないことがあるので、カードの山に戻す。
③ 多い方が勝ち。年齢やレベルに応じて、持ち時間を調整する。
手順
①ゲーム前
クイズ式で、漢字のタイトルの意味を教える。
例えば、「反対」のタイトルを教えるための方法
大-小、上-下とならべ、少と置いた後に、横に何が来るか聞いてみる。
その理由を聞く。「反対の意味の漢字」と出てきたら〇。
「体」のタイトルカードだったら、目、耳、と並べて行く。
他にこのグループに入る漢字は?と聞いてみる。
「口!体の名前だから」と出てくれば〇。
②ゲーム開始
時間内にそのタイトルに合った漢字を集めるゲームであることを伝える。
③ゲーム後
タイトルは全て用意するのではなく、子供がタイトルを付けたした方がいい。
どうしても、子供は勝ち負けにこだわりすぎてしまうけれど、ゲーム作りにこんな形で少しでも関わらせていくと、違う楽しみも生まれる。
クラスでやる時などは、授業を閉める時、勝者を称えると同時に、
みんながもっと楽しめるルールを考えた子
をたたえると、クラスの雰囲気がよくなるはず。
このゲームを考えたわけ
このゲームを考えたのは、
ある程度グループ化して漢字を覚えた方が頭に入りやすい
からだ。
普通日本の学校では、教科書に出てくる順に、五月雨的に漢字を覚えていく。このように覚えた漢字は文脈に則しているので、覚えやすいというメリットも確かにある。
だけど海外に住んでいて、十分に漢字に触れる機会がない場合、
意図的に整理してシステマチックに教えたほうがいい
と思う。自分が外国語を学んだときのことを思い出してほしいのだけれども、リーダーの本で物語分に沿って新しい単語を覚えながらも、例えば、「体」と出てきたら他の体の部分を覚えたりしなかっただろうか?そのことが、語彙を増やすきっかけになったはずだ。
これからの予定
そろそろ、101字カルタの本来の遊び方=読み札を読んで、カードを取りをやってもいいかな~
このカルタに対応している漢字がたのしくなる本ワーク①を公文式みたいにして、
短時間で毎日コツコツ
やれるように、取り入れていこうかと検討中。
「楽しい活動」を核にしつつも、知識を確実にモノにするステップは外せないと思う。これなしでは次の「楽しい」にたどり着かない。
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