SNSが「諸刃の剣」というのは誰もが納得するところだと思う。私自身はすごく活用しているというわけでもなく、プラマイ0くらいのところでお茶を濁している状態だ。子供たちにはできるだけ遅く使い始めてほしいと思ってきたし、同年代の子供たちの中では我が子たちは遅い方だと思う。しかし、大学に進学する娘と息子の活用の仕方を見ていて、時代の違いを感じたので、それを紹介したい。 … [もっと読む...]
巣立ち前の息子との最後のひととき
フランスで過ごした夏休み。8月に2日間、9月からフランスに進学する息子と2人きりで過ごした。末子がサマーキャンプに行っていたからだ。普通の母子は、こういう時どんなふうに時間を過ごすのだろう。私たちは私たちらしい、とてもいい時間を過ごせたと思う。 お互いに好きなことに没頭 私も息子も、フランスに来てから集中してやりたいことがあったので、 … [もっと読む...]
継承語としての日本語教育、続けるか迷ったら!
夏休み、フランスに帰省中。今年は、一年日本の大学に留学してフランスに戻る娘とフランスに進学する息子と・・・子供たちが同時に旅立つ年。家族最後の時間を味わいながら、フランス子育て時代の友達と会って、思い出話に花を咲かせたり、近況報告をしたり、ひたすらのんびりとした時間を過ごすことにした。私の周りには、日本語を継承しようと頑張っていた友達が多く、この夏、改めて、そ … [もっと読む...]
「パリッ」「カリッ」「しなっ」「パサパサ」で、通じ合う!
フランスでバカンスを過ごしている。先に私と末子がフランス入りして、息子が後から合流した。空港から家に向かう途中の会話が、「日本人ならでは!」で、ちょっと面白かったので紹介したい。 オノマトペで理解し合えるパンオショコラ 息子「パン食べた? … [もっと読む...]
2024ー25年度の漢字指導を振り返る
ふう。ようやく成績をつけ終えた!!完全に頭が休みモードに入る前に、今年一年の漢字指導をまず振り返っておこうと思う。 末っ子(6年生)と漢字 1年間日本の学校に転入していた末っ子だが、去年の9月から東京国際フランス学園に戻り、フランス式では中学生。SIJという日本語が最も多いコースを専攻して過ごした1年だった。漢字は、学校で定期的にテス … [もっと読む...]
日仏18歳の息子、大学生からの日本語学習
「今の自分のフランス語と英語レベルまで日本語ができるようになりたいんだよね。」今朝、珍しく早く起きてきた息子が言った。待ってましたーーー!!!この日を。と、心の中ではウルウルしていたけど、冷静を装う私。 18歳の息子のこれまでの日本語学習歴 息子のこれまでの日本語学習歴を簡単に書くと。2歳から6歳までは日本に住んでいて、金沢弁バリバリ … [もっと読む...]
漢字検定のデメリットを最小限にする工夫 ― 日仏家庭での活用例 ―
前回、漢字検定のメリット、デメリットについて書いた。 今回は、そのデメリットを最小限にするために私がしていたことを書こうと思う。 デメリットを最小限にするための工夫 1. … [もっと読む...]
漢字検定のメリット・デメリットを考える ― 日仏家庭での活用例 ―
我が家には3人の子どもがいる。長女は20歳、長男はもうすぐ18歳、末っ子は現在小学校6年生だ。長年海外で暮らしてきたこともあり、子どもたちの「漢字力の維持と向上」は大きな課題だった。そこで活用してきたのが 漢字検定である。長女は3級(中学校卒業程度)、長男は5級(小学校卒業程度)に合格まで漕ぎ着けた。末っ子は小学校5年生の漢字を学び終えたところで、6月に6級 … [もっと読む...]
息子の18歳の誕生日
昨日、息子が18歳の誕生日を迎えた。フランスでは18歳が成人なので、私の子育ては1つの節目を迎えたことになる。その18歳の誕生日の午前中、私たち家族は、東京大学の理学部のとある物理学者の研究室で一緒にお弁当を食べていた。この方とは、フランスで出会い、息子がお腹にいる頃から友達である。(門外漢なのでよくわからないけど、物理界の超エリートなので、勝手に友達呼ばわり … [もっと読む...]
自分一人なら3時間かかることを5分で伝える講座?!
週末から3泊4日で家族でスキー旅行に行ってきた。今年は末っ子がスノーボードに挑戦したいと言い出し、家族全員で半日だけレッスンを受けること。いやー、何でも初めての時は、怖いし疲れる。何よりも、座ったところから立ち上がるのが大変。全身に力を入れて起き上がろうとしていたら、先生から ボードの真ん中を掴んで、そこを引っ張りながら立ち上がると楽に立てるよ。とアドバイス … [もっと読む...]