ちょっと出遅れましたが、あけましておめでとうございます。2022年も、新しいことへのチャレンジが続き、慌ただしく過ぎていきました。年末、一年を振り返って、一番嬉しかったことと悲しかったことを考えていました。 一番嬉しかったこと 9月から受け持ったクラスの保護者から、「息子が『先生は天才だ!』と言っています。何でも漢字指導の方法が息子には目から … [もっと読む...]
繰り返しの音読って意味ある?
日本に一時帰国している元補習校の同僚と会って、教育談義をすることができ、楽しい年末のひとときとなった。そこで出た話が「音読」について。彼女が言うには、「音読はとても大事だと思うのだけれども、宿題で出してもどうも軽んじられている傾向がある気がする」とのこと。来年は1年生を持つ予定になっているので、そのことが何とかならないかと思いあぐねている様子だった。私も音読は … [もっと読む...]
英仏バイリンガルはどんな感じ?
フランス帰省中、昔のフランス人のママ友に何年ぶりかに会った。彼女は、フランスで小学校の先生をしていたが、育休中に、フランス語を外国語として教える資格(FLE)を取得、国境挟んで反対側のスイスのインターナショナルスクールに転職した。フランス語と英語のバイリンガルを謳うこの学校、現実はどうなのかなぁと前々から気になっていたので、その話を聞いてみた。 英仏 … [もっと読む...]
長女の旅立ち
フランスに進学を決意した娘がついに家を出ました。そもそも私の教育方針は、 自分1人で自立(自律)して生きていくこと 親の翼の下からきちんと出て、親以上に大きく育ち、社会に貢献することだったのだから、これは、大事な、そして必要不可欠なステップだと思っている。下2人もいるし、これから仕事も忙しくなるし、、、大丈夫、笑顔で送りだす!そんなつもりでいたけれども、全 … [もっと読む...]
継承語での漢字指導〜目指すはアウトプット
前回のブログ記事で、「継承語としての漢字学習者の目指すところ」について、長期的な視点をまとめてみた。当たり前だけれども、いつもはそんなこと考えてるわけではない。いつもは、もっと、短い目標を設定して、その具体的なインプットの方法を探しに奔走している。インストラクショナルデザインの両方を用いて漢字学習をサポートしようとしている研究会メンバーの彼女も、当然のことなが … [もっと読む...]
継承語としての漢字学習で目指していること
夏休み、フランスに帰省中。何年ぶりかに、5日間も家族と離れて、1人でバカンスする幸運に恵まれた!その中でやったワクワクしたことの1つ昔勤めていた補習校の同僚&マルチリンガル漢字指導法研究会のメンバーでもある友達とzoomでおしゃべり大学院でインストラクショナルデザインを研究してるとしている彼女のインタビューに応える予定だったのだけれども、すっかり、予想通り?お … [もっと読む...]
マルチリンガル漢字指導法研究会 座談会での気づき
研究会の7月の定例会は、夏休み恒例の?座談会だった。ざっくばらんに話す中で、改めてこれまで歩んできた道のりを思い返す、また新たに目指す方向が見えてきた。備忘録として、書き残しておきたい。忙しい中で、時間を作って参加してくださったメンバーの皆様に本当に感謝! 補習校と継承を教室それぞれの強みと弱み タイで新しく補習校と継承語教室の間のような教室 … [もっと読む...]
漢字、最後まで難しいのは・・・
タイトルに続くのは、 語彙に合わせた漢字を選ぶこと小3になった娘。もうすぐ漢検9級を受ける予定だが、すでに合格圏にバッチリ入っていて、2年生の漢字は全てマスターしていると言える。それでも、学校の宿題で出た漢字プリントをやっていたら、書けない漢字があり、むむむと唸る私、本人はガックリ。書けなかったのは、「さむ気」と「ぶたいの上手」元気の「キ」とわかっていても、 … [もっと読む...]
自律学習への第一歩までの一押し
もうすぐ小学2年生が終わりになる末っ子に、何とか2年生までの漢字の総復習をさせたい私。今やっている漢字クラブで補習クラスをすることになったので、末っ子も含む残る子どもたちにいくつか復習する方法を提案したら、意外なことに、 漢字検定過去問が子供たちに人気で、それぞれ自分に合った級にチャレンジすることになった。 漢検9級過去問の結果 うちの末っ … [もっと読む...]
祝!漢字クラブ、漢字検定協会より「漢字まなび活動」と認定!
10月から、地域の公民館をお借りして、漢字クラブというアクテビティをやっている。教えているフレンチスクールでの時間数では、どうしても漢字の原理原則を楽しく教えるという事は不可能であることを悟ったために、学校外でこういう活動することにしたのだ。今は、フレンチスクールの子どもしか参加していないが、ゆくゆくは、地域の子どもたちにもの活動を広げたいなと思っている。日本 … [もっと読む...]