今日で、ようやく長かった夏休みが終わる。
ドラフトで眠っていた娘の夏休みバージョンをこの機に、アップ。
15歳娘→シャモニーに山岳のサマーキャンプに出かける以外は、基本フリー。
彼女には、毎日1時間日本語タイムは取った方が良いこと、その理由を説明して、内容は相談にのるけど自分で決めることを最重要視した。
「補習校の宿題はないんだから、勉強しなくても~」
と言う彼女に、少しずつ自分で学ぶ意味を見出し、学ぶことを長期的に管理してほしいという思いから。
で、彼女が選んだ勉強法は
NHK for スクールで好きな番組(社会が多い)を視聴、わからない熟語を書き出す
日記を書き、書けない漢字を私に直してもらい、それを覚える
現代小説を読む
漢検の問題集に取り組む
が、正直、頭ではやった方がいいことはわかっているが、気持ちはついていかず、どれも適当に時間をやり過ごしているように、私には見える(笑)
それ以外の時間は、ギターと旧友とのやりとりに費やしている。
ギターは、夫の希望でで習わされている(笑)弟より、習っているピアノよりも、ずっと練習している。習ってる友達に聞いたり、YouTubeで調べたりして覚えたみたい。
好きなアーティストの曲の楽譜をYouTubeで調べて、次々と新しいコードに挑戦して、十八番の曲を増やしている。
後は、WhatsAppやInstagramを使って、旧友や恩師とつながり、夏休みの予定を聞いて、会う約束を取り付けたりしている。友達が今、夢中なこと、進路選択を聞きながら、落ち込んでみたり、優越感を持ってみたり、忙しそうだ。
おそらく、生まれてから15年間で一番だらだらと過ごした夏休みだったのではないだろうか。さすがに、学校が始まるのを心待ちにしている(笑)
彼女の語学の勉強の仕方を見ていると、「バイリンガル(マルチリンガル)の罠」というか「バイリンガル(マルチリンガル)の壁」だよなぁと思うことがある。
大体の意味が分かるから、
周囲に聞けばすぐわかる人がいるから、
辞書を引こうとしない
「バイリンガル人材と大人になってから苦労して語学学習をした人材とどちらが仕事で使えるか」という話があるが、
「苦労型」に軍配が上がる
のは、こういうところの差なんだろうな。
本人にも話しているのだけど、
どう努力していいのかがわからない
と(笑)。
プロフィシエントバイリンガルをうまく育てるための一つの要因が
親が自然に学べる環境づくり
にあると思うけど、やりすぎたか(笑)
15歳、いつまでも、私がレールを用意してあげるわけにいかないし、本人ももう乗ってこない。ここからは、自分で見つけていってもらうしかない。
一方で、息子と同じで、自分が興味があることは、どんどん検索をかけ調べたり、自分の歌を発信したり姿は、たくましいなと思う。新世代の特徴なのかな?負けないぞ~
コメントを残す