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2019年1月12日 by kaori horike

水田早枝子さんの講演から考える⑤~バイリンガルお勧めの勉強法

思いのほか、シリーズが続いたけど、今日で最後。

水田さんがお勧めする

  ①海外で英語を習得する方法

  ②海外で日本語を保持する方法

  ③帰国後、英語を維持する方法

のアドバイスをまとめておきたい。

 

①海外で英語を習得する方法

  小5以上で移動したときには、初期に家庭教師をつけて短期間に英語を習得

とにかく、速く学習レベルの英語を身に着けられるように、徹底的にサポートすることが必要と。そうしないと、学習自体にどんどん遅れが出てしまうから。

 

  学校と連携で学習を最適化

先生と密にコミュニケーションをとって、社会性、学習面について、情報を交換すること。「日本では、~いう子だった」というように。

 

 文化の違いも乗り越えなければ成績は上がらないことを認識する。 

これが結構見えなくて難しいことかも。でも「良い」「求められている」ていることが違うというのは、子どもにとっては難しく、逆にいうと多様性を身に着けるいい経験。

 

②海外で日本語を保持する方法

  家の中では徹底的に日本語

「いつでも本が手に取れるように環境を作る」「大人の会話を心がける」というのは、分かってはいるけど、定期的に見直しが必要。

 

  リテラシー重視の勉強方法

要は、全部はできないので国語算数に集中しろということだと。

もうひとつ、うなずいたのは、「習うより慣れろ」的な学習は非効率なので、例えば、漢字は「部首集め」をするなど、俯瞰しながら勉強すること。

 

③帰国後、英語を維持する方法

  読み書きの自習を徹底

「帰国子女のように現地で自然にたくさんインプットされて覚えたタイプの英語は、その環境が失われた時点で英語があっとという間に抜けてしまう」というのは、ほほうと思った。

なので、感覚的な知識を体系的な知識に変化させるために毎日数時間の単位で読み書きをする必要がある。

 

  レベルにあったチューター

普通の英語教室だと、レベルが低すぎてしまう。

 

  繰り返しの海外体験

サマーキャンプ等、短期間でも英語にどっぷりつかる期間が必要。

 

ということで、バイリンガル、なるのも維持するのも、簡単ではない…。

水田さんが講演の初めで言ったように、

  親子で覚悟をもって挑む長い旅

なのだ!

でも、アメリカやスイスで暮らして思うのは、そんなに大それたことと思わなくてもいいのかなとも。世界的に見れば、レベルはともあれ、バイリンガル、マルチリンガルの世界で日々暮らしている人って山ほどいる。

 

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