うちは子供が3人いるが、上の二人にひらがなも片仮名も教えた記憶がほとんどない。理由は二つあって…一つは、
字よりも語彙を増やすことに重点を置いていたこと
もう一つは、
字を覚える時期に日本にいたこと
自然に覚えてくれた。
6歳の末っ子でも、一つ目の私の方針は変わらない。でも、二つ目の取り囲む環境が違うので私が教えることにした。彼女は、この8月中旬日本に越してきたが、生まれてすぐ外国暮らしだったし、ここでも、学校はフレンチスクールの仏英バイリンガルコース。
ひらがなの教え方について、いろいろ考えたことはまた別の機会に譲るとして…昨日から始めた片仮名の教え方について、実況中継していきたい。
娘6歳、年長。
ひらがなは、読みは、単語なら意味が取れる速さで読める程度。書きは、ほぼ書けるけど、時々、50音表をチラ見。
拗音等の特殊表記は、ある程度分かっているが、書くときは聞きに来る。
片仮名は、興味を持ち始め、自分から自分の名前の片仮名を教えてくれと言ってくる。
以下が、私が取り組んでいる読みのステップ。
① 片仮名パズルを50音表を思い出させながら、一緒に入れる。
「ル。らりるれろのルはどこだ?ルビーのルだね。」
② 片仮名パズルを見ながら、ひらがなと似ていて読めそうなものを抜き出し、違うところを確認して、ランダムに読めたら、パズルに戻す。
③ 覚えたい字(自分の名前、パパ、ママなど)を抜き出し、順番に並び替えたり、ランダムに読めたらパズルに戻したりする。
「見つけられる?たちつてとのトは?あかさた…他のところから、下に降りて…」
④ 外国から来た言葉は片仮名で書き表すことを教え、好きなお友達の名前の片仮名を抜き出し、順番に並び替えたり、ランダムに読めたらパズルに戻したりする。
「新しい友達の名前を教えて!今度、名前日本語で書いてあげたら喜ぶよ。」
⑤ 日常生活の中にある片仮名に意識を向けて、意味と合わせて読み方を想像して読み、読める片仮名を増やす。
「今日は、お菓子コーナーに片仮名狩りにいこう。10個読めたら、1個買う!」
⑥ 似ている片仮名をピックアップして違いを意識させた後、あてっこゲームをする。
というところまでが、今、私が考えているステップ。
一回20分程度。
それぞれのステップは、子供の様子を見ながら、1~複数回と思っている。順番も、子供の様子で変えてしまってもいい。これで、2週間程度で、3分の2くらいまで読めるようになるかなと予測。
片仮名かるたは、次の点でいいなと思う。
- 実際に子供が操作できる。手を動かすだけでも操作性が加わると子供は遊び感覚になる。
- 50音表の知識を頼りに、自分で合っているかどうかを確かめられる。カチッとはまった時の爽快さは、大人も子供も変わらない(笑)
子供が字を覚えてどんどん世界を広げていく姿を横で見られるのは本当に幸せなこと。
我が子を教えられるのは、これで最後なので、楽しみたい!
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