読み書きができるバイリンガル育児

  • ホーム
  • プロフィール
  • お問い合わせ
  • 個人情報保護方針
  • メルマガ登録
  • バイリンガル育児
  • 漢字学習・指導法
  • 日仏バイリンガル
  • セミナー・研究会
    • マルチリンガル漢字指導法研究会
    • 子どもがノリノリ!奇跡の漢字音読法セミナー
    • Udemy教材出版!「漢字リズム音読〜行事編」
現在の場所:ホーム / 漢字学習・指導法 / 海外在住児の漢字学習のコツ②~友達と語彙集め、短文づくり

2019年1月24日 by kaori horike

海外在住児の漢字学習のコツ②~友達と語彙集め、短文づくり

あまり本を読まない、理系頭のわが息子(現在小5)から、

  補習校でどんな活動をしたときに、漢字の定着率がいいか

を考えてみた。超主観的定点観測である。

 

  ① 友達とワイワイ楽しく漢字活動をしている時間が毎週1時間ある

 

週1の補習校で、1時間漢字に割くというのは、大変なことである。それでも、この1時間を割いてくれた年とそうでないとき、宿題を家でやらせていて、定着率が全く違うと感じる。

但し、ここでポイントは、

  ✖ 先生がみんなの前で書き順を示し、みんなで空書き(小2までは大事)

  ✖ マスを埋めるだけの反復

こんなことは家でもできるし、子どもはうんざりする。

  〇その漢字を使った熟語、言葉探し

 

   ② 探すという作業

を活動に取り入れること。

例えば、「進」という漢字の読み「すす-む」「シン」を確認した後に、「前進」「進行係」「進歩」…のように。

 

さらに、

  〇個人あるいはグループで集め方数を競争

など、

  ③ ゲーム的な要素

を取り入れること。

 

さらにさらに、

  〇その集めた言葉を使って、短文づくり

もいい。息子のクラスでは、一つの文にできるだけ多くのその漢字を使った言葉を練りこもうとしたり、おもしろい文を作ろうと、ワイワイやるみたいです。この

 

  ④ 習得したものを使う活動

 

も大事。もちろん、日々の生活で日記でもつけてくれれば言うことなしなんですが、なかなかそこまで…。

 

ただ、この方法が有効なのは、

  海外在住の子供たちの中でもかなりハイレベル

  日本語を普通に話す子がグループ内にいる

ことが前提になると思う。

 

日本で教えていた時、このような方法で教えてすごくクラスが盛り上がり、漢字嫌いな子がクラスでいなかったけれど、補習校で以前に教えた時には、②のところで、全く子供が言葉を思いつかず、シーーンとなってしまった(笑)

 

漢字ドリルにのっている言葉を手がかりにやろうとしたけど、説明が多くなりすぎて…

  知っていることを組織づける

  知っていること8割、知らないこと2割

の学習にならないと、子どもは食いついてこないなぁと、あきらめてしまった経緯がある。

 

とりあえず、ハイレベルな海外在住児のいる環境では役立つ方法ということはまちがいない。語彙がものすごく少ない子供たちに、なんかいい方法はないか、もう少し考えてみたい。

  語彙がない

  ⇒漢字が習得しにくい

  ⇒漢字を習得しないから、年齢相応の本から遠のく

  ⇒語彙が増えない

の悪循環を断ち切りたい。

メールマガジン購読はこちらから

このメールマガジンでは、「読み書きができるバイリンガル」を目指す保護者、指導者に有用な情報を月1回程度不定期でお届けします。

❮❮ Previous Post
Next Post ❯ ❯

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


メールマガジン購読はこちらから

このメールマガジンでは、「読み書きができるバイリンガル」を目指す保護者、指導者に有用な情報を月1回程度不定期でお届けします。

 

最近の投稿

  • 漢字検定のデメリットを最小限にする工夫 ― 日仏家庭での活用例 ―
  • 漢字検定のメリット・デメリットを考える ― 日仏家庭での活用例 ―
  • 息子の18歳の誕生日
  • 自分一人なら3時間かかることを5分で伝える講座?!
  • 骨太の漢字力さえあれば・・・

タグ

ミチムラ式 学び多きセミナー 漢字が楽しくなる本シリーズ 漢字リズム音読

アーカイブ

  • ホーム
  • プロフィール
  • お問い合わせ
  • 個人情報保護方針
  • メルマガ登録

Pretty Chic Theme By: Pretty Darn Cute Design