昨晩、どうしてもDVDが見たい娘は交換条件としてこんなことを言いだした。
「家の中で、10個知ってる漢字を見つけたら、いい?」
どうしてこんなこと言い出したのかなあ。
多分、1度だけ、外歩きながら、家に帰るまでの間に
何こ、知っている漢字を見つけられるかゲーム
をしたからだと思う。
目次
家の中の漢字狩り~本だな
まずは本棚にかけていく娘。
「あーこれなんて言うんだっけ。子供の子にうかんむり。今日やったやつ。次!」
に続き、本、人、上、下、大きい、立つとどんどん見つけていく。
家の中の漢字狩り~パッケージ
「牛乳パックにも知ってる漢字あるんじゃない?」と私。
娘「タタって何だっけ?」
私「少ないの反対」
娘「あーこれ知ってるんだけど。日曜日の日に十で…」
私「文を読んだらわかるかな?
『できるだけ、〇目にお飲み下さい』、〇に入るのはなんだ?」
娘「のみめ?あ、はやめ!」
というわけで、難なく10個漢字狩りに成功して、ジブリ映画視聴権を手に入れた娘。
漢字狩りのコツ
①発見する喜びを存分に味わせること
がまず大事。机上で習ったことが自分の生活の中で使われていることを発見するときの子供の喜びは果てしない!
今までそこにあったのに、見えていなかったものが、どんどん見えてきて、ワクワクしているその姿に、ひたすら共感して、一緒に楽しむことが大事だと思う。
②答えを教えないこと
牛乳パックのパッケージのところのように、
知っているけど、読めない漢字
にもたくさん出あうだろうけど、答えを簡単に教えず、ヒントをあげたり、文脈から推測することを促したりするといいと思う。
漢字狩り、上級者バージョン
①音訓読みになれる
漢字の習い始めのころは、漢字の訓読みのみを覚えることが多い。が、日常の世界では、音読みで読まれることの方が多い。
「おおい」という読み方であっているけど、ここでは「タ」って読んで、「多摩」って場所の名前なんだよ」
みたいにして、さくっと教えてあげて、音訓両方の読みに慣れさせてあげたい。
こういうことを積み重ねていたら、「10歳の壁」のハードルは少し下がると思う。
②漢字とコンテクストを頼りに内容を推測する。
おそらく、初めのうちは、子供はとにかく、
漢字一文字一文字に注目している
だろうけど、そのうち、知っている漢字の組み合わせと使われている場面のコンテクストから、
熟語の意味や読み方を推測していく姿勢
を伸ばしてあげたい。
海外で生活していると、漢字を生活の中で見る機会がどうしても少なくなるけど、こんな風に家の中でも、意識すれば活動が広がる。
一度でもやれば、子供の目が自然とそこに行く
ので、ほっといても漢字を意識するようになる!お試しあれ!
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