が、本格的に動き始めて、先週は、スペイン在住のメンバーが、ご自身の指導方法を発表してくださった。
バイリンガル教育のキーポイントは
いかに精選するか
だと思うが、彼女は、精選の基準を自分の中ではっきりさせていて、それに基づいて実践しているのが素晴らしかった。
その中で、我が子にもすぐ使ってみたいことがあった。
クイズレットで毎日の漢字練習
である。
彼女のやり方は、
書きより読みに重点を置き
息子さんのために、
国語の教科書の単元ごとに、漢字の単語帳作り
お子さんはそれで
反復練習したり、ゲームを楽しんだりを朝10分程度行う
というもの。
パソコンを使うことでモチベーションアップ
毎朝ルーティン化することで自立学習
が成功の秘訣という様子がビデオからもうかがえた。
早速、我が家でも取り入れることにしてみた。うちは、補習校に通っているので、漢字ドリルの宿題が山ほど出る。なので、負担にならない程度と思って次のように始めた。
第一ステップ
今まで、何度も間違えてしまう漢字はホワイトボードに書き出していたのを、クイズレ
ットで単語帳を作り息子がやる。
息子は学校でもクイズレットを使っていること、ゲーム好きなこともあって、すぐ食いついた。そこで、次の日には、次のステップに進むことにした。
第二ステップ
自分で単語帳を作る
「これなんて読むの?」「この読み方でこんな漢字もあるんだ。(胸囲、脅威など)」ぶつぶつ言いながら、やっているところを見ると、勉強しているという意識せずに漢字を勉強している様子が見て取れる。
意外な副産物も。
英語も同時に学べる
クイズレットは、日本語入力しただけで、英訳も出てくる。
6年生になり語彙が高度になり、漢字のみならず語彙の意味がわからないってことが増えてきて、子供の強い言語への翻訳がだんだん必要になってきたため、これはちょうどよかった。うちの場合は、一番強い言葉はフランス語なんだけど、英語と似ているし、英語の勉強になっても良い。
日本語のキーボード入力に慣れる
英語やフランス語の入力は慣れている様子だけど、日本語のローマ字打ちは、ちょっと違うので、誤って打つことが多かったり、拗音などの特別表記はどう打っていいか、知らなかったりすることがわかった。いい練習になっている。
書きより読みを優先すると言っている裏には、
書くことよりもキーボード打ちする今の時代、これからの時代
を思ってのこと。
打って変換されたものから適切でものを選ぶことに慣れていくこと
の方が、書き順や正しくきれいに書くことより、少なくても継承語の子供たちには優先されるべきだろう。
その他にも、
- 一度にインプットする情報を最小限にとどめる(音、訓読みを一度に入れない)
- 新しい情報を入れる時の結び付けの作業は教師の役目(系統づける)
- どの漢字を選ぶか(「教科書」に沿うか「単語親密度」に沿うか)
- 音訓を同時に教えた方がいいか
などなど、見習いたいこと、掘り下げたいことがたくさん出てきた!
いやー、勉強になったー!コミュニティラーニング、万歳!
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