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2018年7月24日 by kaori horike

教師が子供の作品に手を入れるということのこわさ

4歳の娘が、幼稚園で父の日のためのプレゼントを作ってきた。

可愛い!!でも、どこか違和感が。

それは、ネクタイ。

うちのパパは、ほぼネクタイをしないのだ。

本人、「パパの眼鏡とひげと…上手にかけたんだけど、最後に先生がネクタイがあった方がいいよって言って、描いちゃったの。」とちょっと残念そう。

ネクタイがなければ本人そっくりなので、ネクタイの存在がありきたりの「父親の似顔絵」にしてしまって残念に思った。もちろん、「絵」としては、ネクタイの存在が全体を引き締めていることは間違いなく、先生のセンスの良さも感じるのだが。

このことが私に苦い経験を思い出させた。特別支援学校で読書感想文を指導していた時のこと。

当時、持っている児童が少なかったこと、書きの指導をそれまで十分に行ってこれなかったこと、などの理由から、私は夏休み明けの読書感想文の指導に腰を据えようと張り切っていた。

二人三脚で指導したその読書感想文は、市のコンクールで入賞した。その子に入賞を伝えた次の日、お母さんからの連絡帳にしたためられていた言葉は…

「国語系で賞をもらったのは初めてなので、娘と一緒に驚き、喜んでいます。これは、本人の力というより、先生のお力のおかげです。」

その子も、嬉しそうに、

「これ、先生がもらった賞ですよ。私一人では、とても書けなかったし」という。

がーーーーーーーーーーーーン!金槌で頭を殴られたような衝撃が走った。

指導の入れすぎ。

指導は必要。本人の意思を尊重しながら、「内容」には手を付けず、「書き方」に焦点を当てた指導をしたつもり。でも、本人が自分で書いたと思えないような「立派な」作品を仕上げて、何の意味があろう。

その時、子どもの作品に3つ以上、赤ペンを入れないと、誓ったのである。

ただ、もっと驚いたのは、職員室で懺悔をしていた時の周りの先生の反応。

「え?読書感想文の指導なんて、そんなものじゃない?先生の指導でよくもなるし悪くもなる。いい指導したってことで、喜んでいいんじゃない?大体、入賞した読書感想文集には必ず、最後に指導者名が書かれているよ。」

マジで?

と確認してみると、本当に、指導者名が。教師の中にはそこにどれだけ自分の名前が記載されるかを励みに指導している人もいるとか。

興ざめした。

各種のキャンペーンに応募すること、入賞することは、確かに子供や教師の励みになる。でも、それは目的ではない。しかも、教師は子供の成長の「黒衣」に徹するべきではないのか。

人はともかく、自分は黒衣に徹すること、子ども作品に手を入れることには慎重になることを、今一度思い出させていくれたのが、娘のキーホルダーだった。

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