今年の5月、同僚のフランス人教師から、「息子さん、数学オリンピック(Les Olympiades nationales de … [もっと読む...]
フランスのサマーキャンプで養われる力とは?
我が家は夏休みフランスに長期帰省する。その時、子供達は1週間単位のサマーキャンプに放り込む。バカンスが長いフランスはこの手のサマーキャンプの選択がたくさんある。乗馬、登山、ボート、スケートボード、クライミング、キャンプ体験・・・など。両親が働いていた夫は、小さい頃から毎年このキャンプに行くのが当たり前で、毎年、2つくらいは行っていたみたい。小学校1年生くらいか … [もっと読む...]
日仏バイリンガル20歳からみたバイリンガル
フランスに進学していた娘が東京の我が家に戻って1年間過ごすことになった。娘のプロフィールを簡単に話すと、2年前に東京国際フランス学園でOIB(BFI)を日本語で取得したちフランスに進学していた。OIB(BFI)はCEFR規準でC1ーC2レベルの実力を認められた場合に獲得できるので、娘はバイリンガルの中でも「読み書きができる」「均衡型」バイリンガルと胸を張って言 … [もっと読む...]
そうだった!漢字指導研究を始めたわけ
マルチリンガル漢字指導法研究会のファシリテータを始めて6年目となる。結婚してから、夫の転勤に伴って強制終了させられることが多い人生だったので、私としてはかなり息の長い活動だ。自分なりには漢字指導法を身につけ、今は、後輩の皆さんにバトンをどう渡すか、「追究」から「発信」へと舵を切り始めたところだ。振り返ってみると、漢字指導法を究める必要があると強く思ったきっかけ … [もっと読む...]
やっとわかった!漢字の音訓を分けて指導する意義
漢字には、日本の読み方である訓読みと、中国から伝わってきた読み方である音読みの2つがあるのは皆さんご存知の通り。日本で育っていれば、日常生活でこの2つを同時にいろんな言葉から吸収していくので、気づけばこんなことを意識もせずに使い分けている。でも海外で育つ子供にはかなり難しい。「どうして、1つの漢字に2つ以上の読み方があるのか」しかも、同じ音の漢字がいくつも出て … [もっと読む...]
2023-24年の漢字指導を振り返ってみた
今年度も、勤務校である東京国際フランス学園のSIJ(日本語セクション)、いわゆる「イマージョンクラス」を受け持つことができた。日本式に言うと、小学校3、4年生を対象にしたクラスを2クラス教えた。この学年は、私がファシリテーターを務めるマルチリンガル漢字指導法研究会で、漢字のレベルを「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3つの段階に分けている中の真ん中、「ステップ … [もっと読む...]
祝!モンブラン登頂!よし!ガイドになろう!
2024年7月24日、モンブラン登頂に成功!夫と彼の同僚二人にガイドさん2人に付き添ってもらっての登頂。頂上に着いた時には、疲れと達成感とで、嗚咽をあげて泣きじゃくってしまった。と書いても、読者の多くは、「モンブランってケーキの?」というのが普通だし、「高い山なのはわかるけど、そんなに大変なの?」と思うだろう。何を隠そう、私も2年前、夫が登ろうと言い出す前はそ … [もっと読む...]
問題解決能力を養う月間〜フランスへの帰省
今年も、フランスに帰省しています。 さすがにもう慣れてきましたが、それでも日本に帰省するのとは逆で、フランスに帰省するときには、それなりに覚悟して旅立つ必要があります。日本では考えられないような問題が数多く発生するので、いちいちそれにめげないように、心の準備が必要なのです。 日本の宅配サービスの素晴らしさを噛み締める出国前 成田からフライトだ … [もっと読む...]
新発見!リズム音読を使いこなすコツ
2024年4月26日に予定している「子供がノリノリ!奇跡の漢字音読セミナー、フォローアップセミナー」の準備を進めながら、私とリズム音読開発者の小野ふじ子さんがこれまで言語化できていなかったコツを発見することができた。それは、 リズム音読を車の両輪の片側と思うこと。 リズム音読をドリル的にこなしても… 最初はもの珍しさもあるし、 … [もっと読む...]
私の漢字リズム音読との歩み
4月の下旬に「漢字リズム音読フォローアップセミナー」を予定している。何をフォローアップするかと言うと、2021年の4月に行ったセミナーである。なんと3年前!このセミナー、今でも動画版を販売しているが、とても好評。ただ、このセミナー後、リズム音読をうまく使いこなしてくださっている方がいる反面、うまくいかずに投げ出してしまっている、あるいはどう使えばいいかもがいて … [もっと読む...]