前回、我が家と私の教師経験から、二つの国の算数の教え方の違いのざっくりとした説明を試みた。 今日は、勤務校で算数を教え始めて、思い出した我が家の上2人の小さかった頃のエピソードを紹介したい。 WISCのテストを受けた時の話 長女が2年生の時、息子が幼稚園の年長さんの時の話だ。特別支援教育の勉強をしていた同僚から、WISC試験の実施者としての経 … [もっと読む...]
日仏バイリンガル20歳からみたバイリンガル
フランスに進学していた娘が東京の我が家に戻って1年間過ごすことになった。娘のプロフィールを簡単に話すと、2年前に東京国際フランス学園でOIB(BFI)を日本語で取得したちフランスに進学していた。OIB(BFI)はCEFR規準でC1ーC2レベルの実力を認められた場合に獲得できるので、娘はバイリンガルの中でも「読み書きができる」「均衡型」バイリンガルと胸を張って言 … [もっと読む...]
新発見!リズム音読を使いこなすコツ
2024年4月26日に予定している「子供がノリノリ!奇跡の漢字音読セミナー、フォローアップセミナー」の準備を進めながら、私とリズム音読開発者の小野ふじ子さんがこれまで言語化できていなかったコツを発見することができた。それは、 リズム音読を車の両輪の片側と思うこと。 リズム音読をドリル的にこなしても… 最初はもの珍しさもあるし、 … [もっと読む...]
山登りしながら考えた研究会のこと
フランス人夫の「一緒にモンブランを登りたい」の夢を実現すべく、今年の冬は厳冬期登山に挑戦している。夫の会社のベテランアルピニストたちにアテンドしてもらい、2度、厳冬期常に厳冬期登山を体験することができた。福井県の荒島岳と長野県の唐松岳。スモールステップで技術を学べたし、あまり良い条件でもなかったのに、天の恵みで風が吹き、素晴らしい景色を堪能することもでき、大満 … [もっと読む...]
ブックレビュー フランスのバカロレアにみる論述型大学入試に向けた思考力・表現力の育成
リンク この本との出会いと注目した章 この本、かれこれ3年「積読(ツンドク)」状態だった本である。アメリカから日本に帰国した初めての秋。2019年だったかな。その年、何十年ぶりかに日仏教育学会に参加。バカロレアがテーマだったから。この本はその時の発表が書籍化したもの。日本でも思考力表現力の育成が声高に叫ばれ、大学入試でも論述問題を導入、などの … [もっと読む...]
朝日新聞主催の「親子で作文、スクラップ教室」に参加!
子供が日本の学校でタイトルのイベントのチラシをもらってきた。確か前にもう一回応募したことがあって、外れてしまったので、今回こそはと思って改めて応募した。私は朝日新聞が1番好きだし、作文、指導をどんな風にするのかも興味があったし、すっかりオンライン新聞に慣れてしまったけれども、子供には紙の新聞に触れてほしいと思っていたからだ。タイトルの通り、内容は作文指導とスク … [もっと読む...]
問題解決能力を養うフランスのバカンス
夏のフランスの帰省では、毎年毎年、何か問題があり、私の問題解決能力が試されることになる。最初の頃はとてもイライラしたんだけれども、最近はメンタリティーが変わり、何かあると思ってフランスに入るので、何もなく、スムーズに行った時に喜ぶようになった。何事も捉えよう!今年の問題解決の日々を忘れないように書いておこうと思う。 車のバッテリーが上がってる! … [もっと読む...]
天国からの手紙と2023年の決意
ちょっと出遅れましたが、あけましておめでとうございます。2022年も、新しいことへのチャレンジが続き、慌ただしく過ぎていきました。年末、一年を振り返って、一番嬉しかったことと悲しかったことを考えていました。 一番嬉しかったこと 9月から受け持ったクラスの保護者から、「息子が『先生は天才だ!』と言っています。何でも漢字指導の方法が息子には目から … [もっと読む...]
英仏バイリンガルはどんな感じ?
フランス帰省中、昔のフランス人のママ友に何年ぶりかに会った。彼女は、フランスで小学校の先生をしていたが、育休中に、フランス語を外国語として教える資格(FLE)を取得、国境挟んで反対側のスイスのインターナショナルスクールに転職した。フランス語と英語のバイリンガルを謳うこの学校、現実はどうなのかなぁと前々から気になっていたので、その話を聞いてみた。 英仏 … [もっと読む...]
祝!漢字クラブ、漢字検定協会より「漢字まなび活動」と認定!
10月から、地域の公民館をお借りして、漢字クラブというアクテビティをやっている。教えているフレンチスクールでの時間数では、どうしても漢字の原理原則を楽しく教えるという事は不可能であることを悟ったために、学校外でこういう活動することにしたのだ。今は、フレンチスクールの子どもしか参加していないが、ゆくゆくは、地域の子どもたちにもの活動を広げたいなと思っている。日本 … [もっと読む...]