今から20年くらい前、日本で国際理解教育がはやり始めたころ、いくつかの先進校を見学に回った記憶がある。 「ゲストティーチャーを招き、写真、民族衣装、料理などその国の文化を紹介する」 というのが主流で、これで国際理解になるの?と思った覚えがある。何というか、「点」から「線」や「面」に発展しないような、違和感があった。 コミュニティカレッジに通うようになり、「なる … [もっと読む...]
一時帰国で気づくかけがえのない日本の良さ
昨日は、お出かけの後、最寄り駅から家まで5年生の息子と歩いた。 「僕一人で駅からの道、もう知っているよ」 「お祭りの帰り、〇君と、このコンビニでジュース買った」 「ここのコロッケ75円、安いよね」 と、親から離れて友達と行動範囲を広げて新しい発見をしている息子の姿を垣間見ることができた。その姿が、 初めて補助なしに乗れたとき 初めて足のつかないプールで … [もっと読む...]
海外での「読み聞かせ」を支えるアプリ
バイリンガルを目指すには「読書」、そしてその芽を養う「読み聞かせ」の重要性について、前に書いた。 で、これを実現しようとして問題なのは、 アクセスできる本が圧倒的に少ないこと。 図書館はもちろん、日本語の絵本を購入するのも海外では難しい。大人はkindleがあるが、絵本を楽しむ子供には扱いにくい。 そこでおすすめいしたいのが、次のアプリ。 pibo.jp … [もっと読む...]
凸をもっと伸ばす試み~khaen アカデミーを使って
6歳の男の子のお母さんにこんな相談を受けた。 「うちの子、多動気味で友達とのトラブルも多い。もしかしたら、ADHDかも。別件で知能テストを受けたらIQが高めらしい。算数にすごく興味を持っている。もしかしたら、高機能アスペルガーなのかな?」 障害の有無は専門家にお任せして、 程度の差はあるにしても、みんな能力に凸凹があるのが普通で、凹の部分は生活に支障がない程度 … [もっと読む...]
ファンドレイジング(fundrasing:カンパ活動) 日本となんか違う
小学校5年生の息子は学校行事の一つとして、ケベックにキャンプに出掛けた。そのための資金稼ぎとして、先生主催のタレントショーが開かれた。土曜日の午後に催され、学年全体で60名程いる生徒のうち、15名程がショーに任意参加、数名の先生も参加して、それぞれのタレント…ギター、ピアノ、ダンス、寸劇、歌、手品、体操…などを披露した。会場に入る時に寄付を求められたり、休憩時 … [もっと読む...]
日本は子供に非効率な勉強させすぎか?!
日本一時帰国中、末っ子を幼稚園に体験入学させてもらっている。短期間なのに、クラスのママランチ会に呼んでもらえたので、参加してみた。アメリカは夏季休暇が長いので、その期間、日本に帰国していることを話した時の質問。 「日本の子って勉強させすぎじゃない?毎日宿題で何度も漢字を書かされるし、長期休暇は少ないし…なのに、所詮、よくて東大どまりじゃん!!!」 一生懸命 … [もっと読む...]
東京国際フランス学園 Lycée Français International de Tokyo~日仏バイリンガル用プログラム
東京国際フランス学園で、日仏家庭が、日仏バイリンガルを目指した時、考えられるコースを整理してみる。 幼、小、中、高と、フランスのバカロレア取得に向けた一貫した教育プログラムが用意されているが、日本語は必須ではないので、次の時点でどの程度の日本語を目指すのか、選択することになるのだろう。 小学2年 秋(CE2) 中学2年 秋(quatrième) 高校1年 秋 … [もっと読む...]
東京国際フランス学園 Lycée Français International de Tokyo 訪問!
来年、日本帰国の可能性が出てきたので、夏の一時帰国期間にわが子がフランス語を続けられる環境を模索中。選択肢は、三つ。 東京国際フランス学園 京都国際フランス学園 通信教育(CNED) OIBを日本語で受けるための、準備プログラムを用意しているのは東京だけなので、経済的に成り立つかどうかは横に置いて(なんせ、高い!)見学に行ってみた。 第一印象は、 設備が … [もっと読む...]
コミュニティカレッジで習った英語小論分の書き方~ まとめ編
小論文の導入-本論-まとめのうち、「まとめ」について整理していきます。 まとめは、 読み手に自分の意見の価値、重要性を伝える最後のチャンス と捉えて、以下の4点を避けること。 機械的に終了すること 新しいアイディア、議論を持ち出すこと 自分の立場をひっくり返すこと ありふれた表現を避けること 例:In conculusion, In … [もっと読む...]
コミュニティカレッジで習った英語小論分の書き方~ 本論編
昨日の続きで、導入-本論-まとめのうち、本論の部分についてまとめます。 ここでは、導入の最後にバシッと一文で書いた「自己主張」について、読み手を説得すべく、理由を説明したり、証拠を上げたりする。 注意することは一つ。 「一つの段落に自分の主張を支える一つの内容を書く✖3~4段落分」 それぞれの段落は、読み手が筆者がどこに連れて行こうとしているのかをわか … [もっと読む...]