前回の記事で紹介した漢字リズム音読。
今日は、半年ほど小1の娘に使い続けて、この辺が有効に使いこなすコツだなと思っているところを紹介したい。
目次
見せられるものはとにかく見せる
私が思うには、漢字リズム音読が効果を発揮するのは、次の2点。
① 漢字(特に音読み)が読めるようになること。
② 語彙が増えること
小1の娘は大体、音読み熟語は、読むのも意味も分からない。
なので、これが語彙習得のチャンスと思って
見せられるものはとにかく見せる。
しかも、
できれば、本物!
今はインターネットをはじけば、すぐに画像が見れる!
でも、できれば本物の方が五感に働きかけて断然いい。
日本にいる今、これを面倒がってはいけない。
ということで、下のリズム音読を学んだあとは、「デパ地下」に行ってきた。
カカカカ 地下一階 地下鉄 デパ地下 ろう下を歩く
デパートは比較的近くにあるけど、デパ地下で日常的に買い物するほど優雅な生活は送っていないので(笑)そうか!そりゃ、娘は知らないよなぁという気づきにもなった。
それにしても、美しいもの、おいしいものがいっぱい並んでいて、歩いているだけでウキウキ!
見せる前にちょっと気を付けること
言葉とそれが指し示す言葉が子どもの中でカチッと合った時、当たり前だが、その言葉が自分のものになる。
なので、実物や写真を見せられるなら見せてあげる方がいい。
でも、私が大事にしているのは、
言葉を言葉で説明する工程を怠らないこと。
言葉で説明してから、その答えとして写真や実物を見せてあげる。
なぜか?
だんだん見せられないもの=抽象的な言葉、概念的な言葉が増えてくるから。
それに向けて、知らない言葉を平易な言葉で説明されることに慣れているということはとても大事なことだと思うのだ。
ほかの本につなげる
これは、以下のリズム音読で、四字熟語「異口同音」が出てきたときにつなげた本。
クククク 異口同音 みんなに言われた同じこと
四字熟語は文脈と一緒でないと、ストンと落ちない。でも、なかなかその時ピッタリな状況が思い浮かばないことも。
そんな時、漫画、キャラクター付きの本が手元にあると重宝する。
好きなキャラクターなら、モチベーションも上がる。
子どものタイミングに合えば、そこから、ほかの四字熟語にも興味が行く。
ことわざ、四字熟語系のこういう本はいつでも取り出せるところに置いておくのがお勧め。
こんな風に、漢字リズム音読の本を使ったら、効果が何倍にもなるはず~!という話でした!
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