コミュニティカレッジの廊下を歩いていたら、幼児の行列とすれ違う。一瞬自分がどこにいるのかを疑う。
アメリカのコミュニティカレッジには普通に、
託児所が構内に配備されている!!
母親としてはポイントが高い。
もう必要がなくなってから、ここにいるのが無念なくらい。
これまで、勉強したいのに、子どもの預け先に苦労したことがどれだけあったか…。
もちろん、いいことばかりではなく、ぞくっとすることも。
安全にいつも気を遣わないといけない。
構内に入る時には、学生証を使って自動改札機を通過しないといけない。
横ではガードマンが目を光らせている。
誰でもが簡単に構内に入れないようにしているのだ。
トイレのドアは、もちろん、上と下がカットされていて、中に人がいるか、丸見え。
もっとびっくりしたのは、トイレに入るドアと個室のドア、両方にカギがあって、
必ず背後に人がいないことを確認してから、両方施錠するようにという注意書きがあること。
日本でもトイレ痴漢は存在するわけだけど、ここまで厳重に整備されていないことを考えると、やはりトイレでの強姦とか強盗がよくあるのだろう。
思わず、中学生女子のように「一緒にトイレ行こう」とクラスメートを誘いたくなる…。
さらに。時々、登録していある携帯電話に自動配信電話がかかり、
「ただいま、大学の近くで射撃事件が起こっている模様です。安全が確認されるまで構内にとどまってください」
と連絡があるのも、こわい。
その他、合理的!と思ったことは、
図書館の本は出しっぱなしにすること。
図書館には「本棚から取り出した本は戻さずに近くの机に出しっぱなしにしておいて」の張り紙。
要は、中途半端に違った場所に片づけられると、探したいときに見つけられないから、
係の人がやるということなのだろう。
合理的だけれども、日本だったらやっぱり「元のところに戻しましょう」だよね…。
日本だって、適当なところに戻す人はいるだろうけど、
「次の人のことを考える」という美徳は日本人独特かも、と海外暮らしが長くなると思う。
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