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2018年7月9日 by kaori horike

凸をもっと伸ばす試み~khaen アカデミーを使って

6歳の男の子のお母さんにこんな相談を受けた。

「うちの子、多動気味で友達とのトラブルも多い。もしかしたら、ADHDかも。別件で知能テストを受けたらIQが高めらしい。算数にすごく興味を持っている。もしかしたら、高機能アスペルガーなのかな?」

障害の有無は専門家にお任せして、

程度の差はあるにしても、みんな能力に凸凹があるのが普通で、凹の部分は生活に支障がない程度に補って、凸の部分をもっととがらせていくって発想はどう?

という話をした。この傾向は、アメリカ > フランス > 日本の順で、日本はとにかく凸凹がなく、まっ平なのが好まれる傾向があるけど。

突出しているとお母さんがいう「算数」について、本人にいくつか質問をしたら、確かに年中にして小2レベルはある感じ。十進法は完全にマスターしているし、時計の計算もできる、万の単位まで理解が及んで、繰り下がりのある引き算もほぼできる。自分でドリルを好んでやっていたけど、それだと、わからない問題では詰まって、途中で投げ出しがち。

そこだと思いついたのが、カーンアカデミー。

前にTEDでカーンさんの講演を聞いて、いつか使ってみたいと思っていたので、早速この子とやってみた。

「算数好きなんだねーパソコンで難しい問題やってみる?」と投げかけてみる。

最初は??の感じだったのだけど…

  • 簡単な問題からやり始める
  • 問題が解けるごとに音がする
  • わからない問題にぶつかったら解説のビデオを見せる
  • 一コマの練習問題が短くて、何%できたかが、すぐに結果として出てくる

のが、よかったのか、「もう、今日はこの辺でやめておこうか?」と言っても、まだまだと頑張った。一緒にできたのは、一度だけだったけど、凸を伸ばす方法の一つになるかなと思って、お母さんにお伝えした。

  • 地方に住んでいて公文みたいな習い事がない
  • どう教えていいか、わからない

という家庭にもカーンアカデミーは使える方法だと思う。

 

今までいろんな子を教えてきて思うのは、

ADHDのような気質がプラスマイナスのどちらにとらえられる、あるいは働くのかは、周囲の環境の影響が大きい

ということ。

同じ年の子に同じ進度で学習を進めるって考えてみたら、すごく不自然なこと。それぞれが自分のペースで勉強して、先生はその子たちの進捗状況を把握、コーチングすることを学校でするっていう発想がこれからは必要だと思う。

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