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現在の場所:ホーム / 未分類 / アメリカの公立学校を行く⑥~飴とむちの使い分け

2019年6月22日 by kaori horike

アメリカの公立学校を行く⑥~飴とむちの使い分け

子供たちが自律して学習に取り組んでいけるように支援していく

のは教師の仕事だと思うが、その過程には必ず

「飴とむち」

の介入が必要だと思う。

問題は、何を「飴やむち」にするかということ。

飴になるのは… .

スティッカー、賞状、給食のおかわり

などの「もの」の場合もあるし、

先生の褒め言葉、友達の前での賞賛、友達の褒め言葉

などの「承認」や「尊敬」のこともあるし、

休み時間の延長

といった「自由の権利」だったりする。

むちになるのは…

席を教室の隅に置く、廊下に起たせる、友達の前で叱る

など「羞恥心に訴えかけるもの」だったり、

休み時間を取り上げる、追加の課題

など「自由のはく奪」「義務の加算」

などが、日本では一般的だと思う。

さて、アメリカでいくつかの学校で見たのは、「ポイント制」

子供たちの行いで、ポイントをひいたり出したりして、それがプラスになれば、「新しい権利」やおもちゃがもらえる。マイナスになれば、権利を剥奪されたり、最後は、親が呼び出しになると言うもの。

この仕組みは、教師が一方的に権威を振り回すのではなく、

社会の仕組みを反映していて、

とても良いなと思う。

ひとつ学校巡りをしていてびっくりしたのは、かなり厳しい状況にある学校で、授業の終わりに、行動が普通だった子たちに、文字通り「キャンディー」をあげていたこと!!!

その学校の保護者によると、ポイント制をとっていても、ほとんど機能せず、キャンディーが1番わかりやすく、有効だとか。

理想はさておき、何が「飴やむち」となり、クラス経営が成り立つかは、その時その時に教師が判断するしかないなと強く思った。

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