久しぶりのカレッジライフをエンジョイしています。
先週、席が近くなって話した青年は北スーダン出身の25歳。
決して裕福な家庭ではなかったけれど、親はすべてを教育に投資し、外交官の子女らが通う私立の学校で教育を受けたそう。
大学の費用が安いところということでインドの大学に進学。
その後はやはりアメリカだろうと考えて、VISA LOTTERYを当てて現在に至る。
今は、マスター、博士を取得すべく、英語の勉強と資金をためているエンジニア。
その傍ら、9人兄弟の彼は、兄弟たちを中国、インドなどの大学に送り出すために仕送りをしている。
母国では、医者などの高度専門職についても月給100ドル程度らしい。
夢は、自分の国に戻って教育や貿易の起業をすること。
自分の子供がアメリカで教育を受けられるように、グリーンカードは取得したい、自分の兄弟が世界中のどこかで勉強してその言語に通じていれば、貿易もできると・・・25歳とは思えないしっかりぶり。
「夢がでっかくていいね!」
「うん、でも今までの彼女はみんな僕の夢を信じてくれなくて、去ってしまった。でも、僕は皆ができないということをやってきた。親すら、できないと言っていたのに、今は僕を全面的に信頼してくれている」
と真っ黒な肌に白い歯をきらりと光らせる彼。
(若いときに出会っていたら、ひかれたに違いない)と内心。
「今何歳ですか?」の彼の質問に、
「4〇歳」と答えると、
「あ、僕のお母さんと同じ年」
ガーーン。マジか。
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