去年の9月~今年の2月にかけて8回の子供向けミチムラ漢字セミナーを受けていた。 (興味がある方は、「漢字学習」のカテゴリーを参照) はっきり言って、うちの息子はあまり積極的に参加しているタイプではなかった(笑) 土曜日の補習校の上に、時差の関係で日曜日の早朝に参加させられるとブーブー。 気持ちは痛いほどわかるので、あまり押さずに、私が学べればいいなといった … [もっと読む...]
帰国子女と男女不平等の日本文化
令和時代を迎え、天皇家の話がホットなこと × 伝記が好きな娘 に、昔読んだ以下の皇太子妃、雅子様のところを車の中で読んでもらった。(最近、スマホに押され、日本語の読書がほとんど進まないので、あの手この手で頑張ってる私) 私も驚く位、娘は次のことに激怒。 天皇は男しかなれない 天皇家に嫁いだら働く事は許されない そして、それを補習校の日本人の友 … [もっと読む...]
帰国子女の日本文化への適応の道のりは…
この夏、6年ぶりに日本に移住する予定でいる。上の2人は、すでに日本に4年住んだことがあるのだけども、再適応の道のりの険しさを改めて考えるのであった。 先日、兄と姪っ子(中一)が遊びに行くてくれて、その時のやりとり。 姪っ子、ピアスをして学校に行く長女への言葉。 「ピアスして、学校にしてていいの?」 「勉強の邪魔じゃない?」 「先生や友達に何も言わ … [もっと読む...]
文字を書ける喜び
ひらがながほぼ全部読めるようになった5歳の娘は、 ひらがなが表音文字であることを理解 して、五十音表の助けを見ながら、書くことへと移っていっている。 書けることで、どんどん世界が広がっていくのが、見ていてよくわかる。 お誕生会の計画を立てて、ママに伝えられる。 いいにくいことも、お手紙にして伝えられる。 こん … [もっと読む...]
海外補習校の役割は変わりつつある?!
日本に将来的に帰国の予定がある子供たちに、 日本の学習指導要領、教科書に沿って 国語として 日本語を教える これが、これまでの海外にある日本語補習校の役割だったと思う。 もちろん、うちの子のようにミックスの子供であっても、受け入れてくれてはきた。でも、それには日本語が 国語のようにできることが前提 で、それについていけない子供やそれをサポートしきれない … [もっと読む...]
日本人は器用なのは、なぜ?
海外で暮らしていると、よく 日本人は器用だよねー と言われる。「技術の国」と言うイメージから来る思い込みだよなぁと思っていたのだが、何かの機会に折り紙を教えると、 「隅を合わせて折る」ができない 大人でもあまりにできない!! なんでかなと考えてみた。 折り紙をやったことがない というのは、単純すぎる。今どき、日本人もそんなにやらない。 思いつい … [もっと読む...]
険検倹験剣の使い分けを調べる
今年の目標の一つ 自分自身が漢字の楽しさを再発見する 前の記事に書いているが、ミチムラ式漢字指導のセミナーを受けて、一番反省したことは、自分自身が漢字そのものを楽しんだ経験がないということ。楽しくなくても自然に覚えられたし、漢字の習得は読書の世界を広げるツールとしか、思っていなかった。 が、海外で育つ自分の子供たちは当然違う。 本人たちに工夫して楽しく … [もっと読む...]
海外補習校で求められる国語教育とは
結論から言うと、日本の教科書に沿ってやるにしても、 日本の国語とは違う って考えた方が良いと思う。 日本の国語は、人物の気持ちの移り変わりを懇切丁寧に追ったり、筆者の意図をああでもない、こうでもないって考えたり、 精読 を目指すけど、ざくっと内容を捉えたら、 文章全体の構成 押さえておきたい手法、文法 に集中したほうがいい。 と、改めて考え … [もっと読む...]
補習校を辞める勇気
先日、日本語補習校幼児部に娘さんを1年通わせていた友達が補習校を辞めるという選択をしたと連絡をくれた。 詳しい事情は知らないが、現地校でも補習校でもどちらかと言うと「ゆっくり」タイプだと言っていたので、 ハイペースを求められる補習校 は娘さんに合わないと思ったのかもしれない。 あるいは、土曜日補習校に通うために、 家族全員が担う負担が見合わない と … [もっと読む...]
バイリンガルと読み聞かせ~理系男子の場合
前回、娘には読み聞かせをたっぷりした話を書いたが、正直、2番目の息子はその半分にも満たなかったと思う。なぜか? 私が子供が2人になって、物理的に時間体力が半減してしまったこと 息子はお話を聞くより、動き回ることの方が好きだったこと 息子の反応があまりに私の期待とずれていたこと 最初の2つは、まぁ仕方なかったなと思う。 最後の1つは … [もっと読む...]