足掛け3年、バイリンガル、マルチリンガルの子どもの漢字学習について仲間とともに考えてきて、私がたどり着いた答えは3つ。 漢字がたのしくなる本シリーズの教具で楽しく遊びながら親しむ。 リズム音読で読みと語彙を増やす先取り学習。 … [もっと読む...]
私がフランスの教育システムを選んだわけ
うちは、日仏両言語を読み書きができることを目指して、3人の子育てをしている。 でも、両方同じように学んでいるかと言えば、違う。 軸になっているのはフランスの教育システムで、バカロレアをとってフランスの高等教育を受けることを目指している。つまり、日本語はいざとなればいつでも離脱できる立ち位置である。 考えてみれば、逆のパターンにしてもよかった。つまり、日本 … [もっと読む...]
ミチムラ式とその他の唱える系の違い
ブログの読者の方から、こんな質問をいただいた。 『「ミチムラ式」と「その他の唱える系の教材」と何が違うんですか?』 リンク リンク これはよく聞かれる質問。色々出ていますものね、唱える系。 一言で言うと… 「その他の唱える系」は、のどあめ ミチムラ式は、漢方 線で捉えるか部品で捉えるかの違い ミチムラ … [もっと読む...]
漢字リズム音読~継続のコツ
前回の記事で紹介した漢字リズム音読。 今日は、半年ほど小1の娘に使い続けて、この辺が継続して使いこなすコツだなと思っているところを紹介したい。 ハワイ生まれの漢字リズム音読 毎日の生活に組み込む うちは朝、学校に行く前に「朝勉」時間をとって、そこでやっている。 この「朝勉」、バイリンガル子育てを目指す人には、結構やっている人が多い。 理 … [もっと読む...]
進化したミチムラ式~唱える漢字指導法
マルチリンガル漢字指導法研究会が2周年を迎えた。 海外で日本語を学ぶ子どもたちが日本語をやめてしまう一番の理由は、漢字。 「何とかできないか?」という同志が集まり、2年間、知恵を振り絞ってきた。 私たちが二年前、最初に目を付けたのは、今日紹介する 唱えて覚える漢字指導法のミチムラ式。 ただ、いろいろな理由で長らく、うまく活用できずにい … [もっと読む...]
漢字リズム音読~有効活用のコツ
前回の記事で紹介した漢字リズム音読。 今日は、半年ほど小1の娘に使い続けて、この辺が有効に使いこなすコツだなと思っているところを紹介したい。 ハワイ生まれの漢字リズム音読 見せられるものはとにかく見せる 私が思うには、漢字リズム音読が効果を発揮するのは、次の2点。 ① 漢字(特に音読み)が読めるようになること。 … [もっと読む...]
漢字リズム音読、ここがイイ!
私が漢字リズム音読に出会ったのは、2020年9月。 ハワイ生まれの漢字リズム音読 正確にはその数か月前に出会っていたのだが、キンドル版の目次を見てもピンとこなかった。 転機になったのが、著者の小野ふじ子さんがマルチリンガル漢字指導法研究会に入ってくださり、定例会で紹介してくれたこと。 まさしく電光が走った! それは私だけでなく、目利きが … [もっと読む...]
フレンチスクールの漢字指導で驚いたこと
9月から在日のフレンチスクールで日本語を教えている。「国語」として教えるクラスと「外国語」として教えるクラスの両方がある。 私は、日本の公立学校、海外の補習校、海外のインターナショナルスクールで教えたことがあるのだけど、在日のインターナショナルスクールの子供たちはまた違った傾向があり、面白いなと思った。 ドリルをいとわずやること … [もっと読む...]
日仏バイリンガル 言葉に対する意識の違い
先日、日仏バイリンガルの上の二人(16歳長女と13歳長男)が 日本語ができないと日本人と言えない かどうかで言い争っていた。最近、第二次日本語イヤイヤ期に突入している長男。 日本語の習得の時間を英語にかけた方がいいかと迷っている様子を長女が諭しているうちに、ヒートアップして、 長女「日本語出来ないと、日本人って言えなくなるよ!」 … [もっと読む...]
13歳息子と日本語多読
日本の国語教育は「精読」をよくさせるが、私は「多読」の方が大事だと思っている。もちろん、読書に楽しさを見出せるためには、 すらすら読めること 読解力を付けること が必要で、それには同じものを何度か読むことも必要なので、教科書の音読は家庭学習の一つに取り入れてはいる。 でも、基本は家では多読することを目指している。なので、入り口として、小 … [もっと読む...]