フレンチスクールの6歳の娘の先生と面談をした時のこと。 彼女が達成した項目を示す表を見せながら説明してくれた。 ひも通し 形の並び替え 文字の認識 など、実際に手や指を使って学習する内容がずらりと並んでいる。 そして、殊更に強調して、 「もちろん、iPadなどを使ってますよ。でも、私は、小さい子供たちにはまだ電子機器よ … [もっと読む...]
読み書きレベルの日本語を継承という決断
親の言葉(日仏語)を読み書きレベルまで継承する これが私たち夫婦が子供が生まれた時に決めたこと。 上の子はもうすぐ15歳。これまで、その決断を変えようと思った事は無いけれども、日々、どれだけ語学に時間を割くべきか、頭を悩ましている事は確か。でも、最近2つの出来事があって、やっぱり私たちにとっては、この選択は正しかったと思えた。 1つ目は、日本 … [もっと読む...]
補習校に苛立ちを感じたわけ
先日、上の二人の補習校の授業参観があり、うーーーん、と思ってしまった。 普段、同業者なので、懇談会などの場面では発言しないのだけど、 「全部を終わらせようとするのは所詮無理なので、大事なことにフォーカスしてほしい。知識の詰め込みは家でもできるので、みんながわざわざここに集まっているのだから、その利点を生かしてほしい。」 とお願いしてしまった。 … [もっと読む...]
帰国生の外国語保持~覚えたかと思ったら今度は忘れる心配 トホホ
大妻女子大学教授の言語学博士 服部孝彦先生の講演を間接的に聞いた。 「第二言語の忘却(second language attrition)」の研究はこの30年ほど前に始まったばかりとか。 どんな風に忘れていくか 能動的技能(productive skills)の方が受動的技能(receptive skills)より忘れやすい … [もっと読む...]
アメリカの公立学校を行く③~教室環境に学ぶ
一か月に6校の公立学校を見学したが、 どの学校、どの教室もオープン 実際にドアがオープンである場合も多いし、もし閉まっていても、入っていくことにためらいがない。子供たちも見学者に慣れている様子で、見向きもしない。 教師に一歩入ってまず思う事は、 どっちが正面? ということ。日本でいう黒板、こちらではホワイトボードだったり、スマー … [もっと読む...]
モンテッソーリ式の底力を知る
アメリカでも、フランスでもモンテッソーリ式の幼稚園が人気だ。 しかも何故か、モンテッソーリ式の幼稚園ではバイリンガル教育をやっているところが多いので、高い社会層の子達に人気がある。 私はと言えば、自分の子供入れたいと思った事は1度もない。理由はいくつかある。 学費が高い 子供の自由な探索を観察し、意味づけて、支援していくような作業を教師 … [もっと読む...]
漢字の継続学習の救世主?!~Quizlet
www.facebook.com が、本格的に動き始めて、先週は、スペイン在住のメンバーが、ご自身の指導方法を発表してくださった。 バイリンガル教育のキーポイントは いかに精選するか だと思うが、彼女は、精選の基準を自分の中ではっきりさせていて、それに基づいて実践しているのが素晴らしかった。 その中で、我が子にもすぐ使ってみたいこ … [もっと読む...]
アメリカの公立学校を行く②~PTAの仕事の一つ「資金集め」
毎年のように春になると、 今年は公立学校の夏休みが早く始まる という噂がまことしやかに囁かれれる。 理由は、教育予算が不足して先生の給料が払えないから。 すでにアメリカの夏休みは、2か月以上あるのに、それ以上休みになったら、子供の学力は?親の負担は?とドキドキしていしまう。 というわけで、シカゴの公立学校にとって、公的資金はあまり … [もっと読む...]
アメリカの公立学校を行く①~私のルール
趣味は何?と聞かれると今まで困っていたんだけども、やっとわかりました。 学校巡り 好きで、ワクワクして、時間を工面してでもやりたいこと、やってきた事はこれ。 思えば、大学の選抜試験の時、 「あなたの教師としての資質は何だと思いますか?それを伸ばすために大学でどんなことをしようと思ってますか?」 と質問をされ、 好奇心旺盛、世 … [もっと読む...]
フランスの学校のポートフォリオの仕組み
初めてフランスの学校に足を踏み入れた時、すごいなぁいいなぁと思ったことの1つ。 きちんとファイリングをして、 … [もっと読む...]