夏に引っ越すことになったので、断捨離を始めている。 いつも、本が捨てられないのだけれども、 3年間読まなかった本はもう読まない、いざとなればまた買える と思って、心を鬼にして処分を開始している。 でも、どうしても手放せない本が何冊かある。それは、 長女に読み聞かせた本 その頃、あまり本を持っていなかったので、何度も何度も同じ … [もっと読む...]
バイリンガル育児
読み書きができるバイリンガルに育つために、家庭でできることを
私の日々の実践
友人の実践の紹介
ブックレビュー
等をとおして、お伝えします。
文字を学ぶ喜び~日本語を見る機会の大切さ
「あれ、どうしてこんなところにカタカナが?それに、お兄ちゃん達の字もある」 私が教えてる、娘が通っている「(継承語としての)日本語教室」が使っている施設は、デイサービスに使われている。その送迎バスのロゴに気づいたときの娘の言葉。 お兄ちゃん達の字 = 漢字のこと 私は、日本語のロゴが入ってることにすら気づいていなかったが、カタカナに興 … [もっと読む...]
水田早枝子さんの講演から考える⑤~バイリンガルお勧めの勉強法
思いのほか、シリーズが続いたけど、今日で最後。 水田さんがお勧めする ①海外で英語を習得する方法 ②海外で日本語を保持する方法 ③帰国後、英語を維持する方法 のアドバイスをまとめておきたい。 ①海外で英語を習得する方法 小5以上で移動したときには、初期に家庭教師をつけて短期間に英語を習得 とにかく、速く学習レベルの英語を身に着けられるように … [もっと読む...]
水田早枝子さんの講演から考える④~バイリンガルの壁(長期滞在編)
昨日に引き続き、バイリンガル、バイカルチャーに育つ子が長期に「外国」に滞在したときにぶつかる壁。 水田さんの場合は、ご両親が日本人で駐在で在米だったけど、国際カップルは「外国」という言葉が、琴線に触れてしまうかもしれない。それはさておき、共通点は多い。 ① マイノリティーとして生きる自由と不安 日本にいれば、「日本人」ということを意識しないけど、いつも周 … [もっと読む...]
水田早枝子さんの講演から考える③~バイリンガルの壁(帰国編)
第3弾は、二つの言語の狭間で幼少期を過ごし「バイリンガル、バイカルチャー」になった子供たちがその後ぶつかる壁。 日本に帰国となった場合 ① 同調圧力の強い社会での世渡り これはもう言わずもがな…なのですが、その強さは日本国外に出た人にしかわからないと思う。とにかく、「異質」なものは、最初持ち上げられ、その後、徹底的に落とされる。 15歳になるうちの娘は … [もっと読む...]
水田早枝子さんの講演から考える②~バイリンガル育児、家族の負担
昨日、バイリンガル育児はかっこよくも、楽でもないことを書いた。 水田さんの講演の中で親の負担を具体的、端的に示してくれ、ふんふんと頷いた。 ①子供も親も学習に2倍の努力、時間が必要 ②レールがないために決めることが多い ③どちらの言語も100点にはならないけど、足し算で考えて励まさないと ①子供も親も学習に2倍の努力、時間が必要 学習に時間が … [もっと読む...]
水田早枝子さんの講演から考える①~バイリンガルってかっこいい?ラクしてる?
少し前になるが、水田早枝子さんの講演 お子様の視点から考えるバイリンガル教育セミナー に参加してきた。 この水田さん、ご自身が帰国子女、その後、東大、ハーバード大学と華麗なる経歴を持ちながらも、自分が二つの言葉、文化の間で苦しみ、でもそれを宝と思えるようになった経験を役立てたいと以下の家庭教師の会社を起業されている。 www.tckwshop.com … [もっと読む...]
バイリンガル育児ー親の覚悟と仲間
年末、二つの微妙に意識が異なるお母さんグループと楽しいひと時はを過ごした。 ① 補習校の先生をしていて、子どもの日本語教育に熱心。 ② 補習校に行かせないという選択をして、子どもの日本語教育は楽しくが一番。 まあ、実際にはそんなに①と②とはっきり分けられるわけではないけど、平たく言うとそういう感じ。 ①の人たちの会話 「バカンスって子供のルー … [もっと読む...]
体験入学、息子が好きなわけ~小学校
小学5年生の息子は今年で日本の体験入学をさせていただくこと、4年目。彼のお気に入りは… 子どもたちだけで登下校できること、放課後も、一人で勝手に遊びに行けること 音楽、家庭科などの技能4教科の授業数が多いこと 給食、掃除の時間 と4年間、一貫している。 フランスやアメリカでは、こうではない。 登下校は保護者が付き添わないといけない。門の中に入れるまでが親 … [もっと読む...]
体験入学から考える異質効果~中学校
「2週間、すっごく楽しかったです!!一番本領を発揮したのは今日のディベートでした。やっぱり、海外で育つとバンバン意見をいうんですね。」 最終日、中学校の担任の先生にあいさつに行った時のコメント。横でそれを聞いていた娘は、 「今日は、最後の日だったから、もう自分を出してもいいかなと思って」 と、へらへら笑いながら言った。考えたことが二つ。 「異質なもの」が … [もっと読む...]