6歳の男の子のお母さんにこんな相談を受けた。 「うちの子、多動気味で友達とのトラブルも多い。もしかしたら、ADHDかも。別件で知能テストを受けたらIQが高めらしい。算数にすごく興味を持っている。もしかしたら、高機能アスペルガーなのかな?」 障害の有無は専門家にお任せして、 程度の差はあるにしても、みんな能力に凸凹があるのが普通で、凹の部分は生活に支障がない程度 … [もっと読む...]
体験入学で知る日本の学校のいいところ~幼稚園
毎年、日本に一時帰国している間に日本の学校に入れてもらっている。 末っ子は今年2年目、年中組。 今年の彼女の驚きは… 図書室がすごい! どんだけすごいのか、私は見ていないのでわからないのだけど、多分、日本の標準レベル。(外遊びに力を入れている幼稚園なので) それでも、米仏に比べてきっと充実しているのだと思う。目をキラキラさせながら帰ってきた。 海外に出て、日 … [もっと読む...]
ファンドレイジング(fundrasing:カンパ活動) 日本となんか違う
小学校5年生の息子は学校行事の一つとして、ケベックにキャンプに出掛けた。そのための資金稼ぎとして、先生主催のタレントショーが開かれた。土曜日の午後に催され、学年全体で60名程いる生徒のうち、15名程がショーに任意参加、数名の先生も参加して、それぞれのタレント…ギター、ピアノ、ダンス、寸劇、歌、手品、体操…などを披露した。会場に入る時に寄付を求められたり、休憩時 … [もっと読む...]
日本は子供に非効率な勉強させすぎか?!
日本一時帰国中、末っ子を幼稚園に体験入学させてもらっている。短期間なのに、クラスのママランチ会に呼んでもらえたので、参加してみた。アメリカは夏季休暇が長いので、その期間、日本に帰国していることを話した時の質問。 「日本の子って勉強させすぎじゃない?毎日宿題で何度も漢字を書かされるし、長期休暇は少ないし…なのに、所詮、よくて東大どまりじゃん!!!」 一生懸命 … [もっと読む...]
東京国際フランス学園 Lycée Français International de Tokyo~日仏バイリンガル用プログラム
東京国際フランス学園で、日仏家庭が、日仏バイリンガルを目指した時、考えられるコースを整理してみる。 幼、小、中、高と、フランスのバカロレア取得に向けた一貫した教育プログラムが用意されているが、日本語は必須ではないので、次の時点でどの程度の日本語を目指すのか、選択することになるのだろう。 小学2年 秋(CE2) 中学2年 秋(quatrième) 高校1年 秋 … [もっと読む...]
東京国際フランス学園 Lycée Français International de Tokyo 訪問!
来年、日本帰国の可能性が出てきたので、夏の一時帰国期間にわが子がフランス語を続けられる環境を模索中。選択肢は、三つ。 東京国際フランス学園 京都国際フランス学園 通信教育(CNED) OIBを日本語で受けるための、準備プログラムを用意しているのは東京だけなので、経済的に成り立つかどうかは横に置いて(なんせ、高い!)見学に行ってみた。 第一印象は、 設備が … [もっと読む...]
パーシャルバイリンガルを支える仕組み~バカロレアのLV
バイリンガルの三つのレベルのうち、中間に位置し、ほとんどのバイリンガルがここに属するのが、「パーシャルバイリンガル」。 うちの子は、フランスで生まれ育ってるし、日本語にそんなに時間もお金もエネルギーもかけたくない、かけれない、でも、日本語を細々とでも続けたいという家庭に耳寄りな話。 一般バカロレア試験(Baccalauréat … [もっと読む...]
プロフィシエント・バイリンガルを支える仕組み~OIB
前回、バイリンガルと言ってもいろいろレベルがあること、両方の言語を高いレベルに引き上げることは難しいことに触れた。今回は、もっとも難関な「プロフィシェント・バイリンガル」を支えるフランスの教育システム「OIB」について、整理してみたい。 OIB Option Internationale de … [もっと読む...]
日仏バイリンガルを支える仕組み~三つのバイリンガルレベル
日仏カップルの我が家は、夫と「子供たちは二つの言語をきちんと使えるように育てる」ということを目標にしてきた。でも、この「きちんと」が意外に曲者で、他の国際結婚組、永住組の家族と話していても、その「きちんと」を明確に定義づけている人はほとんどいない。 一言にバイリンガルと言っても、大きく3つのレベルがあると言われている。 ①プロフィシェント・バイリンガル … [もっと読む...]
コミュニティカレッジで習った英語小論分の書き方~ まとめ編
小論文の導入-本論-まとめのうち、「まとめ」について整理していきます。 まとめは、 読み手に自分の意見の価値、重要性を伝える最後のチャンス と捉えて、以下の4点を避けること。 機械的に終了すること 新しいアイディア、議論を持ち出すこと 自分の立場をひっくり返すこと ありふれた表現を避けること 例:In conculusion, In … [もっと読む...]